近年、積極的な補強で注目を集めているチェルシー。しかし、今冬の移籍市場では、新戦力獲得よりも既存戦力の売却を優先する方針であることが明らかになりました。

放出候補はスターリングとディサシ

クラブが放出を検討しているのは、DFアクセル・ディサシとFWラヒーム・スターリングの2人です。ディサシにはリーグ1からのレンタルオファーがあったものの、チェルシーは国内へのレンタル、もしくは完全移籍での売却を希望しており、交渉は難航しています。

特に注目は、スターリングの状況です。高額な週給30万ポンドを受け取っているものの、構想外と判断されています。今夏には国外からのローンオファーもあったものの、本人がロンドンを離れる意思がないため、移籍は実現していません。チェルシーは、スターリングの移籍において、このロンドンへのこだわりが大きな課題になると見ています。

GKヨルゲンセンは放出の可能性低い

また、出場機会を求めて移籍を希望しているGKフィリップ・ヨルゲンセンについても触れられています。しかし、チェルシーはヨルゲンセンを高く評価しており、現状では放出される可能性は低いと報じられています。

チェルシーは、冬の移籍市場でどのように既存戦力を整理し、チームを強化していくのか。今後の動向に注目が集まります。