RIPSLYMEに“ディス曲”がない理由とは?「楽しい感じでいきたい」メンバーが語るグループの原点
2001年のメジャーデビュー以来、日本のヒップホップシーンを牽引してきたRIPSLYME。2025年のメジャーデビュー25周年を目前に、オリジナルメンバー5人体制で活動を再開し、話題を集めています。そんな彼らが、12月28日放送の『ボクらの時代』に出演し、グループの活動について語る中で、意外な事実が明らかになりました。
なぜRIPSLYMEにはディス曲がないのか?
番組内で、メンバーのRYO-Zさんが「僕らっぽいディス(り)とか、あったりするんだろうか(笑)」と切り出したところ、RIPSLYMEにはディス曲がほとんど存在しないことが判明しました。これに対し、メンバーは口を揃えてその理由を説明しました。
ILMARIさんは「なんで、なかったんだろうね?」と問いかけ、RYO-Zさんは「あんまり、説教臭いラップとか書きたくないしな。楽しい感じでいきたいなっていうのが、大原則」とグループの姿勢を語りました。
ステージでの“リアル”を語るPES
PESさんは、その理由をより具体的に説明します。「実生活、結構きついから、やっぱ。ステージの上でまで『俺、マジつらい』みたいなの、ホント言いづらいよね。」と、ステージ上でのパフォーマンスにおける心情を明かしました。DJFUMIYAさんも笑いを交えながら同意し、PESさんの言葉に共感している様子でした。
泣きながら帰るような、ネガティブな感情をステージで表現することなく、常にポジティブなエネルギーを届けたいというRIPSLYMEのグループとしての信念が、ディス曲を作らなかった理由の根底にあるようです。
30年近く活動を続けてきたRIPSLYME。これからも彼らがどのような音楽を届けてくれるのか、期待が高まります。
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