【有馬記念2024】データが導く勝利への鍵!天皇賞(秋)組は勝率60%超え、ジャパンC組は“ちょい負け”が狙い目
12月28日(土)に中山競馬場で開催される、国内最高峰のレース有馬記念(GⅠ・芝2500m)。史上初の牝馬連覇を目指すレガレイラをはじめ、ミュージアムマイル、ダノンデサイルなど、実力派が集結します。そこで今回は、過去10年のデータから、勝利に繋がるローテーションの特徴を徹底分析!どの馬が有利なのか、徹底解説します。
前走GⅠ組が優勢!5着以内なら勝率アップ
有馬記念では、前走GⅠ組が【9-10-10-98】と圧倒的な強さを見せています。特に、前走GⅠで5着以内に入った馬は【9-7-8-41】と、さらに勝率がアップする傾向に。今回のレースでこの条件を満たすのは、以下の5頭です。
- エキサイトバイオ:菊花賞3着
- ジャスティンパレス:ジャパンC5着
- ダノンデサイル:ジャパンC3着
- ミュージアムマイル:天皇賞(秋)2着
- レガレイラ:エリザベス女王杯1着
ローテーション別分析:ミュージアムマイルに期待大!
それぞれのローテーションから、好走の可能性を探ってみましょう。
菊花賞組:信頼度はやや低下?
菊花賞組は5着以内【2-1-2-8】と複勝率38.5%ですが、直近5年では【0-1-0-6】と低迷。近年は、秋古馬GⅠを選択する3歳上位勢が増えていることが影響していると考えられます。昨年は1番人気アーバンシックが6着に敗れるなど、期待外れの結果となっています。
天皇賞(秋)組:勝率60%超え!ミュージアムマイルに注目
古馬との対決を選んだミュージアムマイルの天皇賞(秋)組は、5着以内【3-1-1-4】、複勝率55.6%と好成績。直近5年ではなんと【3-0-1-1】、勝率60.0%と抜群の強さです。2021年にはエフフォーリア、2022年にはイクイノックスがこのルートで優勝しています。今回は2着という結果でしたが、敗れた相手は同じ3歳馬のマスカレードボール。そのマスカレードボールが不在のため、ミュージアムマイルが主役を張れる可能性大です。
ジャパンC組:“ちょい負け”が狙い目!
ジャパンC組は5着以内【2-3-4-10】、複勝率47.4%。その中でも、前走で0.5秒以上離されて敗れた馬は【1-1-3-3】と複勝率62.5%、複勝回収率171%と、妙味があります。中3週という詰まった間隔で、両レースで万全の仕上げが難しいことが要因と考えられます。ジャスティンパレスとダノンデサイルが該当し、特にダノンデサイルはジャパンCが秋の始動戦。昨年も同様のローテーションで3着と好走しており、上積みが期待できます。
エリザベス女王杯組:レガレイラの再現なるか?
エリザベス女王杯組は5着以内【1-1-1-13】、複勝率18.8%とデータ上は見劣りします。しかし、唯一の勝利は昨年のレガレイラ自身。ただし、過去の好走例は阪神開催時のエリザベス女王杯組に限られます。今年は京都開催で、斤量も2kg増えるため、再現性は未知数です。
有馬記念は、データ分析と馬の調子を見極めることが重要です。今回の分析を参考に、ぜひ熱いレースを楽しんでください!
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