12月29日(日)に大井競馬場で開催される第71回東京大賞典(G1)。JBCクラシック、帝王賞を制覇し、2連勝中のミッキーファイトが、3つ目のG1タイトル獲得に向けて最有力候補として注目されています。今回は、注目の出走馬たちを徹底分析！

ミッキーファイト：休養明けも好調！さらなる進化に期待

休養明けのJBCクラシックで見せた好位置からの楽々抜け出しは圧巻。帝王賞でもJpn1レースを勝利し、その実力を証明しました。展開に対応できる器用さと、ラストの伸びは大きな武器。大型馬であるため、叩き良化型という点も期待できます。ルメール騎手とのコンビで、更なる進化を遂げる可能性大です。

ナルカミ：3歳ダービー馬の意地！古馬との初対決に挑む

3歳ダート王者のナルカミも侮れません。チャンピオンズカップでは13着と結果を残せませんでしたが、古馬との初対決で精神的な面で幼さを見せたことが原因と考えられます。しかし、ジャパンダートクラシックでのハイペースを悠々と逃げ切る能力は健在。当日の気配が良ければ、一発も十分にありえます。

ホウオウルーレット：血統背景に注目！大井競馬場との相性は？

全身バネのような弾力を持つホウオウルーレットも注目馬の一頭。エンジンがかかった後の切れ味は目を見張るものがあります。大井競馬場初登場ですが、兄のオメガパフュームが東京大賞典を4連覇していることから、血統的には好相性。仕掛け次第で勝利を掴む可能性を秘めています。

その他注目馬

アウトレンジは帝王賞でタイム差なしの2着と好走。叩き3走目という好ローテも魅力です。ディクテオンはコリアカップを制覇した実力者で、久休みも問題なさそう。ナチュラルライズは休養明けで好走傾向にあり、気分よく先行すれば怖い存在です。

豪華メンバーが集結した今年の東京大賞典。ミッキーファイトが最強馬の称号を掴むのか、それともナルカミやホウオウルーレットが番狂わせを起こすのか。大井競馬場での熱戦に期待しましょう！