2024年5月28日、東京都日野市にある多摩動物公園で、飼育されていたヨーロッパオオカミが脱走する事態が発生しました。開園後の午前9時半頃、飼育員が一般客も利用する通路でオオカミを目撃し、その後、園内の茂みの中で確認されています。現在、園内は避難勧告が出され、職員が捕獲に向けて対応中です。幸い、現時点でけが人の情報はありません。

脱走したオオカミとは？

脱走したのは、多摩動物公園で飼育されているヨーロッパオオカミです。ヨーロッパオオカミは、かつてヨーロッパ各地に生息していましたが、生息地の減少や駆除などにより、その数を減らしてきました。多摩動物公園では、ヨーロッパオオカミの生態研究や種の保存を目的として飼育を行っています。

ネットの反応は？「まじっ！！」「報道ヘリ刺激しないで」

このニュースを受け、SNSのX（旧Twitter）では「#オオカミ」がトレンドトップになるほど話題となっています。ユーザーからは「何事もなく早く捕獲されますように」「まじっ！！」「早く保護されるといいけどな」「報道ヘリ刺激しないで」「なんと…リアルオオカミ…」など、様々なコメントが寄せられています。リアルなオオカミが街を彷徨っているという状況に、驚きと心配の声が広がっています。

多摩動物公園の対応と今後の情報

多摩動物公園は、1958年にオープンし、国内外の約260種の動物を飼育しています。今回のオオカミ脱走を受け、園内は一時的に閉鎖され、避難誘導が行われました。現在、職員がオオカミの捕獲に向けて活動を続けており、状況が落ち着き次第、園のホームページやSNSで最新情報が発表される予定です。今後の情報に注目しましょう。

多摩動物公園公式サイト