【有馬記念2023】コスモキュランダ、横山武史騎手「100点の競馬」!劇的な2着で高配当を演出
12月28日、中山競馬場でG1「有馬記念」が行われ、3歳のミュージアムマイルが劇的な勝利を収めました。しかし、その陰で大きな注目を集めたのが、2着に食い込んだコスモキュランダと、その騎乗を手掛けた横山武史騎手です。
ミュージアムマイルが制覇!3歳馬の躍進
単勝3番人気のミュージアムマイルは、C.デムーロ騎手の巧みな手綱さばきで、後続を差し切り見事優勝。配当金は単勝380円、馬連2万2520円、馬単2万9210円、3連単13万1710円と、高配当となりました。史上初の牝馬連覇を狙った1番人気レガレイラは4着に終わりました。
コスモキュランダ、横山武史騎手の戦略が光った
12番人気のコスモキュランダは、横山武史騎手の的確な判断と、100点満点の競馬で2着に輝きました。レース後、横山騎手は「メジロパーマーのように前でやり合って後ろに脚を使わせる競馬を思い描いていた。その通りの競馬はできたし、よく頑張ってくれた」と、自身の戦略が的中したことを明かしました。
さらに、「状態が良かったし、枠順も良かったので自信を持って臨めた。ブリンカーも良かった」と、コスモキュランダの仕上がりと、レースへの準備が万全だったことを語りました。「勝った馬は強かったが、この馬も十分過ぎるくらい頑張ってくれた」と、愛馬を称賛する言葉からは、横山騎手の満足感が伝わってきます。
有馬記念の歴史と魅力
有馬記念は、1956年に日本中央競馬会の第2代理事長・有馬頼寧の提案で創設された中山グランプリが前身。57年に急逝した理事長の功績を称えて改名されました。ファン投票で出走馬を選ぶ方式や、年末の大一番として知られる暮れの風物詩として、多くの競馬ファンに愛されています。1着賞金はなんと5億円です。
今回の有馬記念は、ミュージアムマイルの勝利と、コスモキュランダの劇的な2着によって、さらに盛り上がりを見せました。来年の有馬記念も、熱い戦いが繰り広げられること間違いなしです。
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