12月28日、中山競馬場でG1有馬記念が行われ、単勝1番人気に支持されたレガレイラは、惜しくも4着に終わりました。史上初の牝馬による有馬記念連覇という偉業達成は、なりませんでした。

レース結果：ミュージアムマイルがG1タイトルを掴む

激戦を制したのは、単勝3番人気のミュージアムマイル。皐月賞に続く、自身2つ目のG1制覇となりました。2着には12番人気のコスモキュランダ、3着には2番人気のダノンデサイルが入りました。優勝タイムは2分31秒5。

レガレイラ陣営のコメント

騎乗したルメール騎手は、「ずっと勝ち馬の後ろで少し引っ掛かったけど、いいペースで運べた。直線緩い馬場で素早い反応ができず、エンジンかかるのに時間がかかった」とレースを振り返りました。レガレイラは、3歳から8歳までの実力馬が集まる有馬記念で、その実力を十分に発揮できませんでした。

有馬記念とは？

有馬記念は、1956年に日本中央競馬会の第2代理事長・有馬頼寧氏の提案で創設された中山グランプリが前身。57年に急逝した理事長の功績を称えて改名されました。ファン投票で出走馬を選ぶ方式や、年末の競馬ファンにとっての大一番として知られる、競馬界の風物詩です。1着賞金はなんと5億円と、非常に高額な賞金が設定されています。

今回の結果を受け、レガレイラの今後の活躍に期待が集まります。また、ミュージアムマイルの今後の挑戦にも注目です。