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芸能界から不二家へ!女優・酒井美紀さんが挑む、取締役の仕事の“共通点”とは?

投稿日:2025年12月29日

近年、企業の経営改革が進み、様々な視点を取り入れるために女性社外取締役の登用が増えています。今回は、女優として活躍する酒井美紀さん(47歳)が、不二家の社外取締役という新たな挑戦に挑む姿に迫ります。

女優から取締役へ!驚きのオファーと決意

2021年、酒井美紀さんに不二家から社外取締役就任の打診が舞い込みました。女優一筋で生きてきた彼女にとって、企業経営は未知の世界。周囲の意見を聞き、社外取締役という立場であれば、自身の視点を活かせるのではないかと考え、このオファーを受け入れたのです。

国際NGO「ワールド・ビジョン・ジャパン」の親善大使として活動する中で、社会課題への関心を深め、大学院で国際協力について学んだ経験も、今回の決断に影響を与えました。「大量の論文や資料を読み解く経験、大学で学んだ会社法や財務の知識も活かせるのではないか」と語ります。

女優の経験が活きる!取締役の仕事の意外な共通点

取締役会は月に1度、多い時には2度開催され、工場視察なども行われます。酒井美紀さんは、女優の仕事と取締役の仕事には共通点があると感じているようです。

「台本を徹底的に読み込み、役の背景を調べ、周囲との関係性を探る作業は、取締役会で配布される資料を読み込み、数字の裏にある背景を見抜き、問いを立てるプロセスと似ています」と語ります。さらに、撮影現場での雑談が作品の空気感を作るように、取締役会の待合室や会食での何気ない会話も大切にしているそうです。

不二家の未来を見据えて

不二家は、洋菓子に特化し、ペコちゃんという国民的なキャラクターやロングセラー商品を持つ一方で、人口減少や原材料価格の高騰といった課題も抱えています。特に、カカオ価格の高騰は、人気商品「カントリーマアム」「チョコまみれ」への影響が懸念されています。

酒井美紀さんは、「大事なものを守りつつ、社会の変化に合わせて知恵を絞り、柔軟に挑んでいく必要がある」と語り、不二家のグローバル展開や新たな挑戦に期待を寄せています。ベトナム新工場の稼働を機に、アジア市場への進出や冷凍ケーキの輸出なども視野に入れています。

取締役としての姿勢

取締役会には必ずジャケットを着用し、入室の際には笑顔で挨拶。不二家の取締役は12名中5名が社外取締役で、そのうち2名が女性ですが、酒井美紀さんは女性だからという意識は全くないそうです。女優として、研究者として培ってきた探究心と分析力を活かし、不二家の未来を見据えて挑戦を続けています。

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