ディクテオン、地元大井で劇的勝利!東京大賞典を制覇し、20年ぶりの地方馬V
今年の日本競馬を締めくくるGⅠレース、東京大賞典が12月29日、大井競馬場で盛大に開催されました。15頭が出走(アラジンバローズは出走取り消し)した激戦を制したのは、7番人気のディクテオンでした!地元・大井所属のディクテオンを騎乗した矢野貴之騎手が、歓喜のガッツポーズ!
レース結果:ミッキーファイトをクビ差で破る
勝ちタイムは2分04秒3(重)。1番人気のミッキーファイトとの激しい追い込み合戦をクビ差で制し、見事優勝を飾りました。さらに、3着にはアウトレンジが入りました。
レースの展開:先行集団を差し切り、地元声援を背にV
レースは、最内枠からナチュラルライズが果敢に先手をとり、ナルカミが2番手につけました。ミッキーファイトは中団からじっくりポジションを上げ、直線では先行した3歳馬が失速する中、先頭に躍り出ました。内からアウトレンジも猛追するも、ディクテオンが一番外から猛然と追い込み、地元・大井の熱い声援を背に、ミッキーファイトをクビ差で差し切ってゴール!
大井競馬場に響き渡る歓声!20年ぶりの快挙
大井所属馬による東京大賞典勝利は、中央競馬との交流競走となる前の1993年にホワイトシルバーが制して以来。当時、騎手として勝利を導いた荒山勝徳調教師が、今度はトレーナーとして大金星を飾りました。また、地方馬の東京大賞典Vは、2005年のアジュディミツオー(船橋)以来、20年ぶりの快挙です。
ディクテオンの血統と通算成績
ディクテオンは、父キングカメハメハ、母メーデイア、母の父キングヘイローという良血。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は(株)G1レーシングです。通算成績は31戦11勝。今後の活躍にも期待が高まります。
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