阪神タイガースが、米国出身のカーソン・ラグズデール投手（27）の獲得を発表しました。背番号は46、推定年俸は80万ドル（約1億2480万円）の単年契約です。ラグズデール投手の加入で、阪神の外国人投手史上最長身となる203cmの大型右腕が、いよいよタテジマに袖を通します。

最長身の速球派！ラグズデールの魅力とは？

ラグズデール投手は、身長203cmという恵まれた体格から繰り出される150km/hを超えるストレートが武器。加えて、カーブ、スライダー、スプリット、シンカーなど、多彩な変化球も持ち合わせています。竹内球団副本部長は、「背の高さを生かした角度のある真っすぐと、変化球も多彩ですし、楽しみな投手だなと思っております」と期待を寄せています。

メジャーデビューは苦戦も、ポテンシャルは高く評価

今シーズン、オリオールズでメジャーデビューを果たしたラグズデール投手ですが、2試合の登板で計5回8失点と、メジャーリーグでは壁にぶつかりました。しかし、その高いリリースポイントから放たれる球速と、豊富な球種は、日本のプロ野球でも十分に通用すると判断されたようです。

リーグ連覇へ、新たな戦力として期待

今オフ、阪神はディバイニー、モレッタ、ルーカスに続き、ラグズデール投手の獲得で、新外国人選手の補強を4人目に完了させました。先発ローテーションの一角として、チームのリーグ連覇に大きく貢献してくれることが期待されます。

ラグズデール投手のコメント

「歴史ある阪神タイガースに入団できることをとても光栄に思います。また、日本でプレーする機会をいただけたことにとても感謝しています。野球キャリアの新しい章の始まりに興奮しており、2026年が素晴らしいシーズンになるのを楽しみにしています。」

曙太郎や八村塁に匹敵する体格！

ラグズデール投手の身長203cmは、大相撲の元横綱曙太郎さんや、NBAで活躍する八村塁選手と並ぶ巨体です。1998年-99年に活躍したリベラの201cmを抜き、阪神外国人投手史上最長身となります。その圧倒的な体格は、打者にとって大きなプレッシャーとなるでしょう。