佐賀工業、花園初戦で劇的な逆転負け…強豪・東海大大阪仰星にあと一歩及ばず
全国高校ラグビー大会、通称・花園の2回戦が30日、東大阪市の花園ラグビー場で行われ、佐賀工業が大阪第1代表の東海大大阪仰星と激戦を繰り広げました。シード校として今大会初戦を迎えた佐賀工業でしたが、試合終了間際に劇的な逆転を許し、目標とした花園初優勝には届きませんでした。
前半は佐賀工業が優勢に展開
前半7分、佐賀工業は敵陣10メートル付近でペナルティを獲得。高校日本代表候補の吉浦太我選手が冷静にペナルティキックを成功させ、先制の3点を奪いました。さらに25分にもペナルティゴールを追加し、前半を6対0で折り返しました。吉浦選手の正確なキックが光る展開でした。
後半、東海大大阪仰星の猛攻を耐え切れず
後半は両チーム一進一退の攻防が続きましたが、試合終盤、後半残り5分に東海大大阪仰星が佐賀工業の自陣5メートル付近から猛攻。粘り強く守っていた佐賀工業も、ついに残り1分あまりでトライを許してしまいます。コンバージョンキックも成功し、6対7で土壇場での逆転を許しました。そのままノーサイドとなり、佐賀工業の選手たちは悔しさを滲ませました。
手に届いた勝利を逃した佐賀工業でしたが、最後まで諦めずに戦う姿は多くの観客の心を打ちました。次なる目標に向けて、チームは新たなスタートを切るでしょう。
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