城西大学、富士山女子駅伝で劇的な初制覇!ルーキー大西由菜の粘り強い逆転劇
12月30日、静岡県で開催された富士山女子駅伝において、城西大学が初優勝を飾りました。10月の全日本大学女子駅伝でも優勝しており、今大会で悲願の大学駅伝“2冠”を達成しました。東北福祉大学、大東大学、名城大学、立命大学が続きました。
ルーキー大西由菜、渾身のラストスパートで勝利を掴む
最終7区で劇的な逆転劇を見せたのは、ルーキーの大西由菜選手(1年)。「ここでやらなきゃ一生後悔すると思った。倒れても良いからっていうくらい、頑張りました」と、大粒の汗を流しながら語りました。標高差169メートルの「魔の坂」を含む難コースを、粘り強い走りで制覇しました。
2区本間香の区間新記録がチームを勢いづける
レースは、2区で本間香選手(1年)が区間新記録を樹立し、首位に躍り出しました。しかし、最長区間の5区で大東大学と東北福祉大学に抜かれ、優勝争いは3チームに絞られました。
最終7区での激しい攻防
大西選手は、3.9キロ地点で前を行く大東大学を抜き、首位を奪還。しかし、5.7キロ地点で東北福祉大学の村山愛美沙選手(3年)に抜かれ、苦しい展開となりました。それでも、「もうダメだって思ったんですけど、後半に先輩方がいてくれて…」と、沿道からの声援を受けてギアチェンジ。7.2キロ地点で再び逆転し、そのまま逃げ切りました。右拳を大きく突き上げてフィニッシュした姿は、多くの感動を呼びました。
東日本の大学初の制覇
これまで立命大学、名城大学のみが優勝していた同大会で、東日本の大学が初めて制覇を達成しました。城西大学の快挙は、今後の大学駅伝界に新たな風を吹き込むことでしょう。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る