城西大・斎藤将也、箱根路の“借り”を山で返す!5区再挑戦へ燃える
来年1月2、3日に開催される第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)。各校のエースたちの活躍に期待が集まる中、城西大学の斎藤将也選手が、再び5区での挑戦に意気込みを語りました。
前回の悔しさをバネに
前回大会で5区を区間3位の好成績で駆け抜けた斎藤選手。しかし、レース1週間前に発熱し、万全な状態で臨めなかったことを「チームに迷惑をかけてしまった」と悔やんでいます。レース後、櫛部静二監督から「次も5区を走ってほしい」と声をかけられ、本人もその期待に応えたいと考えていました。
故障を乗り越え、山登りで鍛錬
今シーズン前半はかかとの疲労骨折という大きな壁にぶつかりましたが、駅伝シーズンを見据え、リハビリと筋力トレーニングに励みました。記録会への参加を控え、5区の舞台となる箱根路に似た標高800メートル級の山道で走り込みを行い、徹底的に山登りの練習を重ねました。
先輩の練習を参考に、精神的にも成長
5区で活躍した2年先輩である山本唯翔選手(SUBARU)の練習タイムを参考に、自身のトレーニングメニューを組みました。「チームのために走れるように、この1年間、努力を積み重ねてきた」と語るように、肉体的な強化に加え、精神的にも大きく成長した1年間だったようです。
本番への意気込み
「(皆が)あっと驚くような記録が出せれば」と、本番を楽しみにしている斎藤選手。過去の悔しさを胸に、山で鍛え上げた力で、チームを勝利に導けるか、その走りから目が離せません。
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