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共産党のプリンス、不破哲三氏が95歳で死去 「スマイリング・コミュニスト」の軌跡

投稿日:2025年12月30日

日本共産党の元委員長であり、議長を務めた不破哲三氏が、9月26日、95歳の年齢で亡くなりました。党関係者が明らかにしました。

「共産党のプリンス」と呼ばれた若きリーダー

不破氏は1969年に衆議院議員として初当選。翌年には40歳という若さで書記局長に就任し、そのカリスマ性から「共産党のプリンス」として注目を集めました。従来の共産党のイメージを覆す、親しみやすいキャラクターで支持を広げました。

党を率いた18年間と「スマイリング・コミュニスト」

1982年には委員長に就任し、18年間にわたり党のトップとして党運営を担いました。特に1998年の参議院選挙では、比例代表で1000万票を超える過去最多の票を獲得。その明るいキャラクターから「スマイリング・コミュニスト」と呼ばれ、その年の流行語大賞特別賞を受賞しました。この選挙戦での成功は、共産党の支持層拡大に大きく貢献しました。

積極的な野党外交と理論家としての活動

不破氏は外交面でも31年間対立していた中国共産党との交流を再開するなど、積極的な野党外交を展開しました。2000年の党大会で志位和夫氏に委員長を譲り、議長に就任。2006年には高齢を理由に議長を退任しましたが、共産党の理論的な柱である「科学的社会主義」の理論家として、社会科学研究所の所長を務め、後進の育成に尽力しました。

不破氏の死は、日本の政界に大きな影響を与えることでしょう。彼の功績と、残された思想は、今後も共産党の活動に深く関わっていくと考えられます。

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