サッカー元日本代表の槙野智章氏（38）が30日、平塚競輪場で行われた「KEIRINグランプリ2025」シリーズ最終日に来場し、トークショーに出演しました。現在は解説者やタレントとしても活躍する槙野氏ですが、この日、J2藤枝の監督就任について熱く語りました。

初めての競輪場に感動

競輪場への訪問は初めてとのこと。槙野氏はバンク内からのトークショーで「ここで選手は走るんですね。サッカーと一緒で中から見るのは違います」と、バンクを間近で見た感想を語りました。普段とは異なる視点から競輪の魅力を発見した様子です。

監督就任への道のりと決意

J2藤枝の監督就任については、「ライセンスを取るのに１～１１月は海外や国内研修、栄養学やスケジュール管理などを学びました」と、監督になるための努力を明かしました。さらに「ライセンスを取っても（監督就任は）０・０００１６％なんですよ」と、狭き門を突破したことを強調しました。

テレビ出演は終了、監督業に専念

そして、「これでテレビのお仕事はおしまいです」と、監督業に専念する決意を表明。場内からは大きな拍手が送られました。チーム始動は1月5日で、「今はＪ２ですが（Ｊ１へ）上げてみせますよ。藤枝まで一人でも多く見に来てください」と、J1昇格への強い意欲を見せました。

槙野氏の新たな挑戦に、サッカーファンだけでなく、競輪ファンからも応援の声が寄せられています。