元AKB48前田敦子、最後の写真集「Beste」制作秘話告白「もう無理ってくらいやれることは全部やった」
女優・前田敦子(34)が、来年2月13日に発売するラスト写真集「Beste」(ベステ)の制作秘話を明かしました。12月7日のAKB48結成20周年記念コンサートや、30日放送の「第67回輝く!日本レコード大賞」でのパフォーマンスでも話題を呼んだ彼女が、写真集オファーを受けた当初の心境や、制作に込めた想いを語っています。
写真集タイトルの由来と仕上がりについて
写真集のタイトル「Beste」は、撮影ロケ地となったオーストリア・ウィーンの公用語であるドイツ語で、「最高の」という意味を持っています。当初は「過去の写真集を上回ろう」という目標から企画がスタートしましたが、結果として「自分史上最高の仕上がり」になったことから、このタイトルが決定しました。先行カットでは、ウィーン中心部とは異なる自然豊かなエリアで撮影された、リラックスした表情を見ることができます。
写真集オファーへの葛藤と決断の理由
前田敦子は、これまで何度も写真集のオファーを受けてきましたが、全て見送ってきました。しかし、14年ぶりにオファーを受けた際、「本気で迷った」と告白。「30代半ばという年齢なので、私の写真集の需要はどこにあるんだろうと懐疑的でした」と正直な気持ちを吐露しました。20代の頃とは異なり、身体のコンディション維持にも努力が必要だと感じていたため、すぐに返答できなかったそうです。
それでも出版を決意した理由について、前田は「ここ数年、役者としてアウトプットが続きすぎていて、インプットの時間がほしいタイミングでした」と説明。写真集の準備期間を「自分と向き合う時間」として活用し、徹底的に自分自身と向き合うことを決意しました。また、2025年が芸能活動20周年であることも、大きな理由の一つだったようです。「このタイミングを逃したら、もう出さないだろうな」と、覚悟を決めて制作に臨みました。
「これが最後」と語る覚悟
前田敦子は、「写真集はこれが最後」と断言。「この写真集の撮影のために半年以上かけて身体づくりに取り組んできました。『もう一回やって』と言われても、もう無理ってくらいやれることは全部やったから、これが最後です(笑い)」と、並々ならぬ覚悟で制作に取り組んだことを明かしました。結婚式でウェディングドレスを着る花嫁のような気持ちで、最高の作品を作り上げようと努力したそうです。
前田敦子のラスト写真集「Beste」は、2月13日発売予定です。彼女の20年間の芸能活動を締めくくる、集大成とも言える一冊に期待が高まります。
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