ヤクルトからポスティングシステムを申請していた村上宗隆内野手が、22日（日本時間23日）にホワイトソックスの入団会見に臨みました。契約は2年3400万ドル（約52億7000万円）という大型契約。会見での村上選手の飾らない姿が、早くもアメリカのファンを魅了しています。

笑顔とジョークで会場を沸かせた入団会見

グレーのスーツ姿で登場した村上選手は、クリス・ゲッツGMから新ユニホームと帽子を受け取り、笑顔で記念撮影を行いました。そして、会見の冒頭で英語で挨拶。「Hello.MynameisMunetakaMurakami.WhiteSoxnationyouguysareinmyheart.（私の名前は村上宗隆です。ホワイトソックスファンの皆様。キミたちは私の心の中にいます）」と流暢な英語で語りかけ、会場を温かい雰囲気に包みました。

しかし、ここで村上選手はまさかの行動に。なんと、白基調の靴下を取り出し、「ホワイトソックス！」と紹介し、ジョークを披露したのです。このサプライズに会場は大爆笑。MLB公式X（旧ツイッター）も「ムラカミ・ムネタカはすでにサウスサイドのファンへ愛を示している……しかも、それを行動で証明してみせた！」と、泣き笑いの絵文字を添えて紹介しました。

米ファンから熱い声援

このジョークに対し、ファンからは「最高だ！」「もう大好きだよ笑」「ムネエエエエ」「愛してる」「サウスサイドで見られるのが待ちきれない」といった熱いコメントが続々と寄せられています。球団公式Xも「これが見たかった！」と同調し、村上選手のユーモアセンスを称賛しています。

チームの救世主となるか？

ホワイトソックスは昨季、121敗とア・リーグ中地区最下位に沈み、今季も102敗を喫するなど、低迷が続いています。日本で3冠王を獲得した大砲、村上選手の加入が、チームの救世主となるのか、今後の活躍に期待が高まります。