「0.01%ルール」で支出の罪悪感を解消!資産を基に賢く使える新基準とは?
「お金がないから…」と、欲しいものを我慢したり、ちょっと贅沢をすることに罪悪感を抱いていませんか?大晦日を目前に、来年の投資やお金の使い方を見直すタイミング。今回は、ベストセラー作家のニック・マジューリ氏に、そんな支出への罪悪感を払拭する画期的な「0.01%ルール」について緊急インタビューしました。
収入ではなく「資産」に基づいた支出のススメ
マジューリ氏によると、私たちが支出を考える際に見落としがちなのが、収入の不安定さです。特にアメリカでは、突然仕事を失うことも珍しくありません。収入は不安定だからこそ、より安定した資産を基準に考えるべきだと氏は言います。
「資産を持っていること自体が、『私は努力し貯めてきた』という証明なのです。あなたは資産を築いた。だから、少し自由を持ってもいい。」
「0.01%ルール」とは?具体的な計算方法
では、どのくらい自由にお金を使っても良いのでしょうか?マジューリ氏が提案するのが、「資産の0.01%を1日に使っていい」というルールです。例えば、純資産が1000万円の場合、1日に100円(1000万円×0.0001)を使っても問題ない計算です。
ポイントは、
- 毎日必ず使う必要はない
- 支出が増えれば使える額も減る
- 資産が増えれば使える額も増える
つまり、資産の変化に合わせて支出が自動的に調整される仕組みです。もし何か欲しいものがあったら、それが純資産の0.01%以下なら、迷わず購入しても良いというのです。
支出への罪悪感をなくして、人生を豊かに
マジューリ氏は、アメリカでは支出への罪悪感が蔓延していると指摘します。このルールは、そんな罪悪感から人々を解放し、より豊かな人生を送ってもらうために考案されました。
日本人はどう取り組むべき?
日本人はアメリカ人よりも消費を抑える傾向にありますが、マジューリ氏は「もう少し使っても良い余地がある人が多い」と語ります。ただし、無理に使う必要はありません。自身の経済状況に合わせて、ルールをアレンジすることも可能です。
例えば、「0.01%を週1回だけ使う」という方法もあります。週に一度、少し贅沢な食材を買ってみたり、欲しかった本を購入したり。純資産の0.01%以内なら、積極的に支出を肯定しましょう。
この「0.01%ルール」を参考に、来年こそは支出への罪悪感をなくし、賢くお金を使って、より充実した人生を送ってみませんか?
参考書籍:
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