圧力鍋で憧れの本格フレンチ!名店シェフ直伝「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」レシピ
「難しそう…」って思ってたフランス料理が、圧力鍋を使えば簡単に作れるんです!今回は、東京・虎ノ門にある人気フレンチレストラン「ル・プティ・トノー」のフィリップ・バットンシェフに、珠玉のレシピを伝授してもらいました。今回は、とろけるような柔らかさがたまらない「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」をご紹介します。
名店シェフのルーツは祖母の圧力鍋料理
バットンシェフは、フランスではどの家庭にも圧力鍋が常備されていると語ります。シェフ自身の料理人としてのルーツは、祖母が圧力鍋で作ってくれた「うさぎの煮込み」の思い出にあるんだとか。圧力鍋は、シェフにとってまさに「パートナー」的存在なんだそうです。
新刊レシピ本でカジュアルフレンチを伝授
バットンシェフがこの度上梓したのは、『圧力鍋で魔法のようにおいしく!おうちで楽しむカジュアルフレンチデイリー&おもてなしレシピ46』(トゥーヴァージンズ刊)。前菜からデザートまで、46ものレシピが掲載されており、圧力鍋一つあれば本格的なカジュアルフレンチが楽しめます。詳しくは
【レシピ】牛ほほ肉の赤ワイン煮込み(6人分)
【材料】
- 牛ほほ肉:900g
【マリネ液】
- 玉ねぎ:1/2個
- エシャロット:1個
- にんじん(小):1本
- セロリの枝:1/2本
- ポワロー(西洋ネギ):1/2本
- にんにく(皮付き):3片
- ブーケガルニ:1束(パセリの茎4~5本、タイム8本、ローリエ5枚、エストラゴン5~6本、ポワローの青い部分1本分)
- 赤ワイン:1500ml
- 塩、こしょう:適量
【その他】
- 薄力粉:75g
- トマトペースト:50g
- フォンドボー:1500ml
- コリアンダー(ホール):大さじ1/2
- ホワイトペッパー(ホール):大さじ1/2
- 岩塩:大さじ1/2
【赤ワイン液】
- 赤ワイン:750ml
- カシスリキュール:100ml(1/4の量になるまで煮詰める)
【ガストリック】
- 砂糖:50g
- はちみつ:50g
- 白ワインビネガー:100ml
- にんじん:1本
- 塩、こしょう:適量
【仕上げ】
- バター:20g
- はちみつ:小さじ1
- クミンシード:適量
- オリーブオイル:適量
- イタリアンパセリ:適量
- ディル:適量
【作り方】
- 牛ほほ肉を野菜、ブーケガルニ、赤ワインと一緒に1日漬け込む。
- マリネ液から具材を取り出し、牛ほほ肉に塩、こしょう、薄力粉をまぶす。
- フライパンで牛ほほ肉の両面に焼き色をつける。
- マリネ液を煮詰める。
- 砂糖、はちみつ、白ワインビネガーを煮詰めてガストリックを作る。
- 圧力鍋に野菜、牛ほほ肉、薄力粉、ブーケガルニ、トマトペースト、フォンドボー、赤ワイン液、煮詰めたマリネ液、ガストリック、コリアンダー、ホワイトペッパー、岩塩を入れ、90分加圧。
- 圧力が下がったら、牛ほほ肉とブーケガルニを取り出し、ソースを煮詰めて味を調える。
- 牛ほほ肉を食べやすい大きさにカットし、ソースと温める。
- にんじんをソテーし、バター、はちみつ、クミンシードで風味付け。
- 器に盛り付け、ソースをかけ、にんじん、イタリアンパセリ、ディルを飾る。
圧力鍋を使えば、じっくり煮込んだような深い味わいを短時間で実現できます。ぜひ、バットンシェフの本格フレンチをおうちで楽しんでみてください!
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