横浜のランドマーク「セルテ」、58年の歴史に幕
横浜市関内駅前に位置する商業施設「セルテ」が、2025年12月30日の営業を最後に閉館しました。1967年の「横浜センタービル」開業から数えて58年、昭和から令和まで地元の人々に愛されてきたセルテの歴史に、幕が下りました。
セルテの歩みと地元からの声
セルテは、1989年に名称を変更し、関内エリアで働く人々にとって食事や娯楽の場として親しまれてきました。駅前の再開発計画に伴い、閉館が決定し、最終日には多くの人々が訪れ、閉館を惜しむ声が上がりました。
会場には、思い出を振り返るコーナーが設置され、感謝や別れのメッセージが寄せられました。訪れた人からは、「駅の前で買い物ができて便利だった」「家からも近かったので、重宝していた」「昔はディスコがあって、朝まで踊っていた」など、セルテとの思い出が語られました。
閉館セレモニーと未来への展望
閉館セレモニーでは、セルテの代表が「最後の日まで感謝の気持ちを胸に皆さまをお迎えして参りました。どうか今後も、この街の歩み、そして新たな関内の未来を温かく見守っていただければ幸いです」とメッセージを発表しました。参加者からは盛大な拍手が送られました。
跡地には高層ビルが建設予定
セルテの跡地には、来年3月頃から解体工事が始まり、オフィス、商業施設、住宅が入る2棟の高層ビルが建設される予定です。セルテの閉館は、関内エリアに大きな変化をもたらすことになりますが、新たな発展への期待も高まっています。
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