RIZIN師走の超強者祭り、その中で篠塚辰樹選手（MASTERBRIDGE/剛毅會）が、冨澤大智選手（フリー）との再戦をTKO勝利で飾り、会場を沸かせました。2023年大晦日に判定で敗れた相手に、MMAルールでリベンジを果たした篠塚選手は、来年ヒロヤ選手との再戦を強くアピールしました。

試合の展開

1R、冨澤選手は積極的に組み付き、篠塚選手を押し込む展開。しかし、篠塚選手は冷静に距離を取り、右インローを効果的に当てていきます。冨澤選手のローシングルを切り、左ジャブ、右アッパーで中央を制圧。左フックで冨澤選手をグラつかせ、優位に立ちました。

2Rに入ると、冨澤選手はニータップで組み付きますが、篠塚選手はコーナーに背中をつけながらも、ヒザ蹴りで牽制。冨澤選手の飛び込みにカウンターの右を合わせ、冨澤選手はダウン！篠塚選手はすかさず鉄槌を叩き込み、レフェリーが試合をストップ。篠塚選手の劇的なTKO勝利となりました。

篠塚辰樹のコメント

勝利後、篠塚選手は「試合勝つと嬉しい、最高！」と喜びを爆発させました。そして、「冨澤くん、MMAそんなに甘くないじゃん」と冨澤選手を挑発しつつ、「来年4試合くらいやる予定なので、ヒロヤぶっ飛ばすので、来年も応援よろしくお願いしまーす」と、ヒロヤ選手へのリベンジを誓いました。

篠塚辰樹、冨澤大智の背景

篠塚選手は、ボクシング、キックボクシング、ベアナックルと様々なルールで実績を残してきた異色のファイター。2024年5月のMMAデビュー戦ではヒロヤ選手に敗れていますが、今回の勝利で勢いを取り戻し、再戦への意欲を燃やしています。

冨澤選手は、BreakingDown出身で、MMA、キックボクシング、BDルールなど様々な試合で活躍してきました。今回の試合は、RIZINでの更なる飛躍を目指す重要な一戦でしたが、篠塚選手の右一閃に屈しました。

今後の展望

篠塚選手は、今回の勝利を足掛かりに、来年ヒロヤ選手との再戦を実現させたいと考えています。ヒロヤ選手とのリベンジマッチは、RIZINファンにとっても注目のカードとなるでしょう。今後の篠塚選手の活躍に期待が高まります。