7月の参院選で3000万円を投じたものの落選した、初代K―1ウエルター級王者・久保優太選手（31歳）が、1年ぶりの復帰戦を飾りました。しかし、RIZIN師走の超強者祭りでのカルシャガ・ダウトベック選手（カザフスタン）との試合は、1Rに久保選手の左手指がダウトベック選手の右目に入ってしまい、試合不成立となりました。

試合後の会見で今後の展望を語る

試合後、久保選手は会見で、今回の不成立試合について謝罪しつつも、現役格闘家としての活動と、再出馬への意欲を強く示しました。「やります。（現役で）やりながらが、自分の久保優太としての生き方だと思うので。そこは心折れることなく」と語り、格闘家議員を目指す姿勢を改めてアピールしました。

参院選落選からの再出発

久保選手は、5月のRIZIN男祭りにて立候補を表明し、日本維新の会から比例代表で出馬。3万1412票（得票率6・7％）を獲得しましたが、惜しくも落選しました。今回の復帰戦は、その落選からの再出発となるはずでしたが、残念ながら不成立という結果となりました。しかし、久保選手は2026年の白星を目指し、RIZINでの戴冠も視野に入れていることを明かしました。

RIZIN師走の超強者祭り開催概要

RIZIN師走の超強者祭りは、さいたまスーパーアリーナにて開催されました。大会チケットは最安値1万6500円、最高額110万円。PPVは当日購入7500円でした。詳細はRIZIN公式サイトをご確認ください。