【速報】重賞2勝馬アルナシーム、競走生活に幕!ファン惜しむ中、乗馬転身へ
昨年の中京記念、今年の中山金杯を制し、ファンに愛された競走馬アルナシーム(牡6、栗東・橋口慎介厩舎)が、21日付けでJRAの競走馬登録を抹消されました。
これにより、彼の輝かしい競走生活に幕が下ろされ、今後は乗馬として新たなセカンドキャリアを歩むことになります。しかし、けい養先はまだ未定とのことです。
このニュースは同日、JRAのホームページで発表され、多くの競馬ファンに衝撃を与えています。
輝かしい競走生活に幕!重賞2勝馬アルナシームが引退、乗馬へ
アルナシームは、2024年1月の中山金杯での勝利が記憶に新しい重賞ホースです。
しかし、10月の京都大賞典(6着)の後、有馬記念を目指す中で右前脚の種子骨じん帯炎を発症したと報じられており、これが今回の引退の大きな要因となりました。
JRAによる登録抹消により、彼の競争馬としての生涯はここで区切りを迎え、今後は乗馬として新たな道に進みます。
そのけい養先については、現在調整中とのことです。
中京記念・中山金杯制覇!GⅠ馬の血を受け継ぐ名馬の軌跡
アルナシームは、父モーリス、母ジュベルアリ、そして母の父ディープインパクトという、まさに王道の血統背景を持つサラブレッドです。
さらに、叔父には日本ダービー馬であり、来年度も種牡馬供用が決定しているシャフリヤール、そしてGIを2勝したアルアインという偉大なGI馬が2頭も名を連ねています。
この血統の良さを武器に、デビュー以来、芝のマイル前後でコンスタントに出走を重ね、2023年6月には垂水ステークスを制してオープン入りを果たしました。
そして、昨年7月の小倉で行われた中京記念(GIII)では5番人気ながら見事に優勝し、自身初の重賞タイトルを獲得。
続く今年初戦の中山金杯(GIII)でも勝利を飾り、重賞2勝目という輝かしい実績を積み重ねました。
惜しまれる引退…有馬記念断念の裏に隠された真実
重賞を2勝し、今後のさらなる活躍が期待されていたアルナシーム。
特に、今年10月の京都大賞典後は、暮れのグランプリレースである有馬記念を目指していると報じられていただけに、今回の引退は非常に残念です。
しかし、右前脚の種子骨じん帯炎という競走生活を続ける上で避けられない故障が判明し、無念の引退となりました。
彼の通算成績は28戦7勝(うち重賞2勝)という立派なもので、その勇姿は多くの競馬ファンの心に刻まれることでしょう。
競走馬としての激しい日々を駆け抜け、惜しまれつつ引退するアルナシーム。
今後は乗馬として、新たな場所で穏やかな日々を送ることを願ってやみません。
彼のこれまでの走りに感謝し、新たなセカンドキャリアでの活躍を心から応援しましょう!
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