大宮工業高校、100年の歴史に感謝!未来へ繋ぐ「大宮科学技術高校」への統合記念式典開催
感動の100周年!伝統校が新たなステージへ
1925年の開校以来、埼玉県の産業教育を牽引してきた県立大宮工業高校が、来年度の学校統合を前に、創立100周年記念式典を11月22日にさいたま市で盛大に執り行いました。
歴史的な節目に立ち会った在校生や卒業生らおよそ900人が集結し、伝統と未来への期待が交錯する感動的な一日となりました。
先端技術で未来を拓く!「県立大宮科学技術高校」の誕生
この式典は、大宮工業高校が来年度、浦和工業高校と統合し、新たな歴史を刻む「県立大宮科学技術高校」として生まれ変わることを記念するものです。
新設される大宮科学技術高校は、ロボット技術をはじめとする先端産業分野で活躍できる人材育成を目標に掲げ、現在の大宮工業高校の校地に開校します。教育界のみならず、地域産業界からも大きな注目が集まっています。
校長が語る「挑戦の精神」と「高い職業倫理」
式典では、岩井幸一校長が式辞を述べ、「私たちは次の100年に向けて失敗を恐れず、挑戦する精神と、社会への貢献を志す高い職業倫理を、新たな学校にしっかりと引き継いでいく」と力強く語りました。
大宮工業高校が培ってきた確かな技術と人間教育の精神が、未来の教育に継承されることへの強い決意が込められていました。
生徒会長が胸に秘める「誇り」と「成長の精神」
全日制生徒を代表し、生徒会長の石橋晃さんは「時代が大きく変化する中、求められる技術は高度化、多様化しているが、仲間と共に成長する精神はこれからも変わらない」と未来への展望を語りました。
さらに、「生徒たちもこの大きな転換期を経験できることを強く誇りに感じている」と、新時代の幕開けに対する期待と自信を表明しました。
感動のフィナーレ!最後の校歌斉唱に込められた100年の想い
式典の最後には、今年度で歌い納めとなる大宮工業高校の校歌を参加者全員で斉唱しました。
100年間の歴史と数えきれない思い出が詰まった歌声は、会場を深い感動で包み込みました。
この歌声は、単なる閉校の寂しさだけでなく、新たな学校への希望と、卒業生たちの揺るぎない母校への愛を表しているかのようでした。
大宮工業高校の伝統は、形を変えながらも、きっと未来へと引き継がれていくことでしょう。
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