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いわき市立平第一中学校に感動の音色!音楽家・永野美佐子さんからグランドピアノ寄贈

投稿日:2025年11月23日

福島県いわき市立平第一中学校(平一中)に、同校の卒業生である世界的な音楽家・永野美佐子さんからグランドピアノが寄贈され、1月19日にその披露式が行われました。生徒たちは大先輩からの温かい贈り物と、その奏でる美しい音楽に深く感激しました。

世界的音楽家・永野美佐子さんの軌跡と母校への深い思い

永野美佐子さんは平一中に2年生まで在籍後、東京芸術大学付属高校を経て東京芸大ピアノ科を卒業。ドイツ留学を経て国内外で精力的に演奏活動を行い、愛知県立芸術大学名誉教授を務めるなど、日本の音楽界に多大な貢献をされてきました。
永野さんの母校への思いは深く、2008年にはコンサートの益金を使って平一中の音楽会へトロフィーを寄贈。その功績を称え、音楽会の最優秀賞は「永野美佐子賞」と名付けられています。今回も、母校の後輩たちのためにと、自らグランドピアノを贈呈するという素晴らしい形で恩返しをされました。

感動の披露式で奏でられた心温まる調べ

披露式には全校生徒約450人が参加。小玉則子校長は「生徒に思いを寄せてくれている永野さんのように、皆さんも母校への思いを大切にしてほしい」と挨拶し、永野さんの温かい心遣いを生徒たちに伝えました。
永野さんは寄贈されたばかりのグランドピアノで、ベートーヴェンの名曲「エリーゼのために」などを披露。その繊細かつ力強い音色に、生徒たちは静かに聴き入りました。「久しぶりの母校。懐かしい思いがいっぱい。合唱からはさまざまなことを学べる。いつもエールを送っているので大きく成長してほしい」と、永野さんから後輩たちへ温かいメッセージが送られました。
新妻獅琉生徒会長は「感謝の気持ちを忘れず大切に使わせていただきます」と述べ、永野さんに感謝状と記念品を手渡しました。その後、生徒たちは寄贈されたグランドピアノの伴奏に合わせ、心を込めて校歌を斉唱し、会場は温かい感動に包まれました。

未来へ繋ぐ音色:平一中の新たな音楽教育への期待

このグランドピアノは、永野美佐子さんの母校への深い愛情と、未来を担う子どもたちへの期待が込められた「心のこもった贈り物」です。この素晴らしい楽器を通して、平一中の生徒たちはより豊かな音楽体験を積み、感性を磨いていくことでしょう。新たな音色と共に、平一中の音楽教育がさらに発展し、多くの才能が育っていくことが期待されます。地域の方々も、ぜひ平一中の今後の音楽活動にご注目ください。

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