巨人・中川皓太、今季63登板の裏に潜む「左利き」のリアルな悩み!クラムチャウダーを巡る“レードルの壁”に横川凱も共感
今季、キャリアハイに迫る63試合に登板し、チームを支えた巨人の中川皓太投手(31)が、テレビ番組で意外な「左利き」ならではの悩みを明かし、大きな話題を呼んでいます。特に東京ドームの選手サロンで提供される大好きなクラムチャウダーを巡るエピソードは、多くの左利きの方々にとって「あるある」と膝を打つ内容でした。
東京ドームの食卓に潜む「左利きあるある」の落とし穴
22日に放送された日本テレビ「シューイチ」の人気コーナー「アスリート熱ケツ情報」にVTR出演した中川投手。この日のテーマは「汁物」で、7年目左腕の横川凱投手(25)とともに、笑顔でインタビューに応じました。
好きな汁物について尋ねられると、中川投手は「僕は………クラムチャウダーがめっちゃ好きです」と、うれしそうに回答。しかし、その後に続く言葉には、左利きならではの切実な悩みが隠されていました。
「めっちゃくちゃ分かる!」巨人左腕コンビが語る“レードルの壁”
本拠地である東京ドームの選手サロン(食堂)では、時々おいしいクラムチャウダーが提供されることがあるそうですが、その際に困ることがあると中川投手は語ります。
「左利きなんで、すくうやつが右利き用の…あの…分かります?ちょっと先が細くなってるほうが右用しかないんですよ」
そう、問題はスープをすくうためのレードル(おたま)。右利き用に作られたレードルは、左手で使うと非常に不便なのです。
この悩みに、隣にいた横川凱投手は間髪入れずに「めっちゃくちゃ分かる。めっちゃ分かる!」と、深く共感。横川投手は、左手に右利き用のレードルを持って体を左に大きく傾けながら無理やり注ぐジェスチャーを披露し、その場を笑いで包みました。
中川投手も「僕はもうあきらめて…。(先がとがったのとは反対側の)丸い…全然細くなってない丸い側で入れるんですけど…」と、苦労を吐露。「(ほかの)球場によっては紙コップに入れてくださいみたいな時があるんですよ。めちゃくちゃ難しいです」と続け、ここでも横川投手と「めっちゃ分かります」と深く共感し合う姿を見せました。中川投手は「めちゃめちゃこぼします」と、最後まで苦笑いでした。
今季63登板でチームを牽引!中川皓太の今後の活躍に期待
中川投手は今季、チーム最多となる63試合に登板し、2019年以来6年ぶり2度目の60登板超えを果たしました。大勢投手に次いでチーム2位タイとなる36ホールドをマークするなど、巨人の救援陣を強力に牽引しました。
日々の食事は、プロアスリートのパフォーマンスを支える重要な要素です。中川投手や横川投手をはじめ、多くの左利き選手が抱えるこうした些細ながらもリアルな悩みに対し、来季はぜひ左利き用のレードルが導入されることを期待したいところです。球団施設での細やかな配慮が、選手のさらなる活躍に繋がるかもしれません。
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