星空の下で「熟睡」体験!大津市科学館が全国2位の意地を見せる「熟睡プラ寝たリウム」を初開催
がんばるあなたへ贈る、究極の癒やし。
滋賀県大津市にある大津市科学館で、寝るためのプラネタリウムプログラム「熟睡プラ寝たリウム」が、2025年11月22日に無料で初開催されました。日頃の疲れを忘れ、満天の星空の下で心ゆくまでリラックスできる特別な時間が提供され、多くの参加者が癒やしを求めて訪れました。初日を逃した方もご安心ください、23日午後0時半からも開催されます。
心ゆくまでリラックス!「熟睡プラ寝たリウム」の魅力とは?
この「熟睡プラ寝たリウム」は、勤労感謝の日に合わせて全国一斉に開催される人気イベントの一環です。
昨年は69施設、オンライン3団体が参加し、7347人もの人々がこの癒やしの時間を体験しました。
大津市科学館での開催も大きな注目を集め、22日の午前中には、観覧無料の先着90席を求めて、開場前からブランケットや枕を持参した人々が列を作りました。
当日は73人が参加し、約45分間のプログラムでは、職員が普段よりも声のトーンを落として解説し、静かなBGMが会場を包み込みました。時折聞こえる寝息が、参加者たちが心からリラックスしている証拠。「万一、いびきで眠れなかったら、ごめんなさい」という科学館のユーモラスな言葉通り、深い眠りに誘われる人もいたようです。
参加者からは、「ウトウトでしたが、癒やされました」といった声や、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみと一緒に「寝る気満々」で来たという方、また、眠らずに観覧したお子さんからは「きれいだった」という感想も聞かれました。
全国2位のプライド!大津市科学館の熱い思い
この特別な癒やしのプログラムを初開催した大津市科学館は、実は「がんばっている」施設として知られています。
日本プラネタリウム協議会の調査によると、観覧者数が全国の小規模館(座席数99席まで)の中で、2021年度から4年連続で2位という輝かしい実績を持つからです。
2024年度は3.5万人もの観覧者を集め、全国102施設中2位にランクインしました。
しかし、大津市科学館は現状に満足していません。18年度のオープン以来トップを走り続ける高知みらい科学館(高知市)に、なんとしてでも勝ちたいという強い思いがあります。2024年度も多彩なプログラムで挑みましたが、わずか2千人差で惜敗しました。
「今年度こそ全国1位を」と目標を掲げる大津市科学館にとって、今回の「熟睡プラ寝たリウム」の初開催も、その目標達成に向けた重要な一歩となります。「これからもがんばらなアカン」と担当者が語るように、市民に癒やしのひとときを提供しつつ、大津市科学館の挑戦はこれからも続きます。
あなたも熟睡体験を!参加案内
「熟睡プラ寝たリウム」は、小学生以上の方で「『みんなで静かに寝るため』という趣旨を理解して頂ける方」を対象としています。
23日午後0時半からも開催されますので、この機会にぜひ、大津市科学館で星空の下の特別なリラックスタイムを体験してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせは、大津市科学館(077・522・1907)まで。
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