【F1ラスベガスGP】角田裕毅Q1敗退にレッドブル代表が異例の謝罪「我々の責任」!波乱の雨中予選をノリスが制す
F1第22戦ラスベガスGPの予選が、不安定な天候の中でドラマチックに開催されました。特に注目を集めたのは、レッドブル傘下のレーシングブルズに所属する角田裕毅選手がまさかのQ1敗退を喫したこと。これに対し、レッドブル代表が異例の「我々の責任。申し訳ない」とコメントし、タイヤの空気圧設定ミスが示唆されるなど、大きな波紋を呼んでいます。
雨が降ったり止んだりする難しいコンディションの中、各セッションでめまぐるしく状況が変化。一体何が起こったのか、予選の全貌を詳しくお伝えします。
角田裕毅、まさかのQ1敗退レッドブル代表が異例の謝罪
予選Q1は、強い雨と気温12度、路面温度13度という厳しいコンディションでスタート。全車がフルウェットタイヤを装着し、水しぶきが舞い上がる視界不良の中で走行を強いられました。
そんな混乱の中、レッドブル傘下のレーシングブルズに所属する角田裕毅選手は19番手に沈み、まさかのQ1敗退という厳しい結果に終わりました。来季のシート争いが続く中でタイムを残せなかったことは、本人にとっても痛恨の極みでしょう。
この結果に対し、レッドブル代表は異例の「我々の責任。申し訳ない」とコメントし、一部ではタイヤの空気圧設定にミスがあったのではないかとの見方が広がっています。チーム側のミスが示唆されるこの発言は、F1界に大きな衝撃を与えました。
Q1では、オリバー・ベアマン(ハース)がクラッシュ、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)もマシンを破損させるなど荒れた展開となり、さらにはルイス・ハミルトン(メルセデス)が最下位に沈むという波乱も発生。いかに難しいコンディションであったかを象徴するセッションとなりました。
雨中のQ2:イザック・ハジャーが快走!ホンダRBPT勢が躍動
Q2も引き続き雨が弱まらず、フルウェットタイヤでのアタックが続きました。しかし、このセッションではホンダRBPT勢が躍動します。
特にイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が2番手の好タイムを記録する快走を見せ、周囲を驚かせました。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)も5番手、リアム・ローソン(レーシングブルズ)も6番手と安定した走りを見せ、ホンダRBPT勢は3台全てがQ3へと駒を進めました。
ドラマチックなQ3:ノリスがポールポジション奪取!フェルスタッペン、サインツが続く
最終セッションとなるQ3では、雨は上がったものの路面は全面的に濡れたままでした。しかし走行が進むにつれて路面は急速に改善し、後方を走るドライバーほど有利になるという状況が生まれました。各チームはインターミディエイトタイヤを選択しての戦いです。
最終アタックでは、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、そしてランド・ノリス(マクラーレン)が立て続けにトップタイムを更新するスリリングな展開に!
最終的にポールポジションを獲得したのは、見事な走りを見せたランド・ノリス選手でした。マックス・フェルスタッペン選手が2番手、カルロス・サインツ選手が3番手に入り、決勝レースへの期待が高まるトップ3となりました。
F1ラスベガスGP決勝へ:波乱の予選を乗り越え、誰が勝利を掴むのか?
不安定な天候と次々と起こる波乱に満ちたF1ラスベガスGP予選。特に角田裕毅選手のQ1敗退とその背景にあるチームの責任問題は、今後の展開に大きな影響を与えるかもしれません。
ポールポジションを獲得したランド・ノリス選手、そして2番手のマックス・フェルスタッペン選手がどのようなレースを見せるのか、そして後方から追い上げるドライバーたちがどこまで順位を上げられるのか。
予測不可能な展開が予想されるF1ラスベガスGP決勝は、見逃せません!
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