大阪万博、黒字額は最大370億円!建設費未払い問題への対応は?吉村知事が明かす舞台裏
昨年開催された大阪・関西万博は約320~370億円の黒字を達成したものの、パビリオン建設費の未払い問題が浮上しています。吉村洋文大阪府知事が、この問題への対応について率直な意見を述べました。
万博の黒字はレガシーへ?吉村知事の未来への展望
吉村知事は5日、ABCテレビの生放送番組に出演し、万博の収支について語りました。黒字額について「入場料やグッズの売り上げが大きく貢献した。来てくださった方々のおかげだ」と感謝を述べ、その資金を大屋根リングの改装や維持、さらには空飛ぶ車といった未来的なプロジェクトに活用すべきだと提案しました。「近い将来、空飛ぶ車にも乗ってみたい」と期待を膨らませる場面もありました。
建設費未払いの現状と、吉村知事の苦悩
一方で、万博の影の部分であるパビリオン建設費の未払い問題も明らかに。少なくとも11か国、3億円以上の未払いが発生しており、参加国が建設した「タイプA」パビリオンの多くが解体されています。解体業界関係者からは「お金が払われないのでは」という懸念の声も上がっています。
吉村知事は未払い問題について「当然、起こらない方がいい」と前置きしつつ、問題の複雑さを説明しました。「民間同士の契約において、契約書には明記されていない口約束が争点になっているケースが多い」と指摘しました。
黒字分からの補填は?吉村知事が語るジレンマ
運営費の黒字分から建設費を補填する案について問われた吉村知事は、「気持ち的にはそうしたい」と前置きしつつも、慎重な姿勢を見せました。「未払いの有無が不明確なところに投入することが適切なのか、という意見が多い。民間間の争いに介入すべきかどうかが難しい」と、法的・倫理的な問題を抱えていることを明かしました。
万博の成功の陰に潜む課題が浮き彫りになった今回の発言。吉村知事は、レガシーの継承と未払い問題の解決という二つの課題にどう向き合っていくのか、今後の動向が注目されます。
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