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磯の香りに包まれて新年の健康を願う!三重・鳥羽の海の博物館で「海の七草粥」を体験

投稿日:2026年01月07日

新年を迎え、無病息災を願う伝統行事「七草粥」。三重県鳥羽市の鳥羽市立海の博物館では、この風習にちなみ、海の幸をたっぷり使った「海の七草粥」を来館者に振る舞いました。磯の香りが食欲をそそる、ユニークな七草粥の様子をお届けします。

海の七草粥とは?鳥羽の伝統行事から生まれた新しい習慣

鳥羽市国崎町では、正月に数種類の海藻を刻んで神棚に供える「七草たたき」という行事があります。この伝統的な行事をヒントに、同館は約20年前に海藻を使った七草粥を始めたといいます。今年は1月7日に、ワカメやヒジキなど、6種類の海藻と青菜を丁寧に刻んで粥にしました。

館長自ら海藻を刻む!伝統を受け継ぐ姿

この日の粥作りは、平賀大蔵館長が伝承に従って行いました。館長が口ずさみながら、フノリやフクロノリなどの海藻を、博物館に所蔵されている古いすりこぎと包丁を使って丁寧に刻む姿は、来館者にとっても貴重な体験となりました。

温暖化の影響で海藻が減少…工夫を凝らした今年の七草粥

しかし、近年海水温の上昇により海藻の生育状況が悪化しており、これまで使用していたホンダワラとウミトラノオを採取することができませんでした。そのため、今年はアオサノリとタンバノリを代用するなど、工夫を凝らした七草粥となりました。

「また来年も食べたい!」子どもたちも笑顔

ほのかに磯の香りが広がる温かい粥を味わった、市立かもめ幼稚園の山尾いつさん(5歳)は、「熱くてふうふうした。また来年も食べたい」と笑顔で話していました。海の七草粥は、地域に根ざした伝統文化を体験しながら、新年の健康を願う、心温まるイベントです。

鳥羽市立海の博物館では、今後も地域の文化を継承し、発信する様々なイベントを企画しています。詳しくは、鳥羽市立海の博物館公式サイトをご覧ください。

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