サンパウロでベネズエラ侵攻に抗議デモ!米国への連帯とマドゥーロ大統領解放を要求
1月5日、ブラジルのサンパウロ市で、米国によるベネズエラへの軍事行動に抗議するデモが開催されました。労働組合や社会運動団体が参加し、ニコラス・マドゥーロ大統領の解放と、ベネズエラの自主性尊重を訴えました。
デモ参加者の声
サンパウロ大学(USP)に通うビアンカ・モンデハさんは、全国学生連合(UNE)の執行部メンバーとして、「これはベネズエラ国民への連帯を示すだけでなく、帝国主義的な攻撃に対する労働者階級の学生としての立場を明確にするためだ」と語りました。UNEは、各国の自己決定能力を重視する姿勢を示しています。
労働者総連合(CUT)に所属するルアナ・ビフェ教授は、米国の行動を「社会的・経済的に国を不安定化させる干渉」と批判。今後の軍事的進出の可能性にも警鐘を鳴らしました。
土地なし農民運動(MST)のジウマール・マウロ氏は、マドゥーロ大統領の即時解放を求め、「脅かされているのはベネズエラだけでなく、世界の民主主義そのものだ」と強調しました。現在、ベネズエラにはMSTのメンバー約60人が滞在しており、現地での民衆運動の活発化を報告しています。
ベネズエラ情勢の緊迫化
米国は土曜日(3日)にベネズエラに対して「大規模攻撃」を実行し、マドゥーロ大統領夫妻を拘束。ドナルド・トランプ大統領は、権力移行が完了するまで米国が同国を統治すると発表しました。
マドゥーロ大統領は、麻薬テロリズムなどの容疑を否定し、身柄審理の場で自らを「戦争捕虜」「潔白な人間」と主張しました。
国際社会の反応
国連安全保障理事会は、米国の軍事行動について協議を開き、中国とロシアは今回の攻撃を強く非難し、マドゥーロ大統領夫妻の即時解放を求めました。
米国はベネズエラを占領しているとの見方を否定し、今回の行動は「法的性格を持つもの」だと主張しました。ブラジルのセルジオ・フランサ・ダネージ大使は、南米の平和が危機に瀕していると警告しました。
暫定大統領の就任
デルシー・ロドリゲス氏がベネズエラの暫定大統領に就任しました。同国史上初の女性行政権の担い手であるロドリゲス氏は、マドゥーロ大統領の即時解放を要求し、米国の軍事作戦を非難しました。ベネズエラの軍と国民議会は、ロドリゲス氏を大統領として承認しています。
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