菅直人元首相、認知症と要介護3…妻が明かす「東日本大震災の記憶がない」穏やかな現在
2023年10月に政界引退を表明した菅直人元首相(79)の現在の状況について、夫人である伸子さん(80)が明らかにした。自宅で穏やかに過ごす日々を送る一方で、認知症と要介護3の状態にあるという。
自宅「エコカンハウス」での穏やかな日々
1月4日、記者は菅元首相の自宅「エコカンハウス」を訪問。応対した伸子夫人は、菅元首相が“涅槃”に入っていると語り、居間に案内してくれた。自宅には、小笠原諸島にルーツを持つ黒猫とトラ猫が迎えた。
伸子夫人は、菅元首相が東日本大震災の当時、東京電力に乗り込み、撤退を阻止したエピソードを語り、その際の原発に関する知識の深さを強調した。また、フランスへの留学経験や、市川房枝氏を擁立した際の誇らしげな表情も見られた。
記憶の喪失と介護の日々
面会時の菅元首相は、杖をついているものの足取りはしっかりしており、表情も健在だった。しかし、伸子夫人は、2025年7月1日に足のくるぶしを骨折し入院したことを明かし、要介護3で認知症が始まっていることを告白した。
東日本大震災の記憶についても、「もう何も覚えていない」と伸子夫人が語り、取材依頼への対応が困難になっている状況を説明した。それでも、伸子夫人は「いずれ公表しようと思っていたことです。自由に書いてください」と、取材への協力を快諾した。
世界のリーダーたちと記憶の喪失
伸子夫人は、レーガン元米大統領やサッチャー元英首相、シラク元仏大統領も認知症になったことを知り、シラク元大統領の娘からのお手紙に触れ、世界のリーダーも最後は記憶を失っていくことを受け止めている様子だった。
薬害エイズ問題への取り組みや、ミッテラン元大統領への関心など、菅元首相のこれまでの功績や人となりが、伸子夫人の語り口を通して明らかになった。現在は、家族と過ごす穏やかな日々を送る一方で、記憶の喪失という現実と向き合いながら、介護の日々を送っている。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る