エレベーター転落死事故で作業員2人書類送検 安全装置オフのまま放置か
昨年2月、兵庫県神戸市中央区の商業ビルで発生したエレベーター転落死事故で、兵庫県警は16日、業務上過失致死容疑で、保守管理を請け負っていた三菱電機ビルソリューションズの20代と30代の作業員2人を書類送検しました。捜査関係者によると、容疑者らは容疑を認めている模様です。
事故の経緯と容疑
送検容疑は、事故の約8カ月前に行われたエレベーター修理の際、安全装置の一部をオフにした状態で作業を終了。その後の点検でもこのミスに気付かず、2024年2月27日午前、医師の男性(当時31歳)がエレベーターから転落し、死亡した疑いです。
作業員の関与
県警によると、30代の作業員は2023年6月にエレベーターの修理作業を担当し、安全装置をオフにしたとされています。20代の作業員は、その後の2度の点検で、安全装置がオフになっていることに気付かなかったということです。2人は当時、三菱電機ビルソリューションズの兵庫支店(神戸市)に勤務していました。
事故現場と死因
男性は地下1階部分で、あおむけに倒れている状態で発見されました。エレベーターのかごが来ていないにも関わらず扉が開いたとみられ、死因は背中を強く打ち付けたことによる血気胸でした。エレベーターの扉が挟まるなどの異常が発生したと推測されています。
捜査の進展
県警は2024年3月、三菱電機ビルソリューションズ兵庫支店を家宅捜索し、関係者から事情を聴くなどして捜査を進めていました。今回の書類送検は、その捜査の進展によるものです。
この事故を受け、三菱電機ビルソリューションズは再発防止策を講じる必要性が浮き彫りになりました。エレベーターの安全管理体制の見直しが求められています。
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