松井一郎氏、吉村洋文氏の都構想に苦言「今のままでは北朝鮮か中国かロシア」
日本維新の会の元代表で、大阪府知事や大阪市長を歴任した松井一郎氏(61)が、16日放送の関西テレビ「newsランナー」に出演し、吉村洋文大阪府知事の大阪都構想への姿勢を厳しく批判しました。
都構想への疑問と吉村氏への苦言
松井氏は、過去2度の住民投票で否決された都構想を再び打ち出した吉村氏に対し、「筋がちょっと無理筋やから、吉村さんの“勘違い”みたいなものがあるんじゃない?俺が言うたら全員付いてきよるっていう。そんなもんじゃないと思うで」と苦言を呈しました。党内からも否定的な意見が出ている状況を指摘し、吉村氏と横山英幸大阪市長の独断での進め方ではないかと疑問を呈しています。
「北朝鮮か中国かロシアみたいになる」
さらに松井氏は、「今の吉村さんで行くと、北朝鮮か中国かロシアみたいになってまう」と厳しい表情で語り、党内への十分な説明がないまま話が進んでいるのではないかと指摘しました。大改革にはチームとしての結束が不可欠だと訴え、現在の状況では都構想の実現が遠のく可能性を示唆しています。
吉村氏への提言
松井氏は、吉村氏に対し「自分で決めた、ということ。全体会議って言っているけど、吉村さんの報告になっているよね。吉村さんが一歩引くべきやと思う。“ごり押しの戦い”に挑んでいく方が指揮官としては失格やと思う」と、リーダーシップのあり方について厳しい口調で提言しました。
出直し選挙と都構想
吉村氏と横山氏は15日、2月8日投開票が有力な衆院選と同日での出直し選に挑む意向を正式表明し、都構想の実現を争点に掲げています。しかし、過去2度の住民投票で僅差で否決されており、「大義がない」との批判も根強い状況です。吉村氏は「大阪の未来のため、都構想に挑戦させてもらいたい」と強調し、16日に辞職願を提出しました。
今回の松井氏の批判は、維新の会内部の深刻な対立を浮き彫りにし、都構想の実現に向けた道のりが険しいことを示唆しています。
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