おにぎりにノリを巻く意味ある?実は“栄養アップ”だけじゃない!管理栄養士が教える意外なメリット
1月17日は「おむすびの日」。阪神・淡路大震災で被災者に届けられた温かいおにぎりが、人々の心を繋ぐ象徴となったことから制定されました。今回は、普段何気なく食べているおにぎりについて、ノリを巻くことのメリットや栄養価、おすすめの具材を管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
おにぎりにノリを巻くメリットは?
おにぎりにノリを巻くのは、ただの習慣ではありません。松田さんによると、調理面でも栄養面でも様々なメリットがあるんです。
調理面では、
- おにぎりの形が崩れにくく、持ち運びしやすい
- 白米が直接手に触れないので、ベタつきを防ぎ、清潔
- ノリが米の乾燥を防ぐ効果も期待できる
栄養面では、
- ノリはタンパク質、ビタミンC、ヨウ素、鉄分、カルシウム、マグネシウムなど、豊富な栄養素を含む
- 食物繊維を摂取でき、血糖値の急上昇を抑える効果も
- 味付きノリに含まれる塩分は、運動時のミネラル補給に役立つ
特に、貧血が気になる女性や運動をする人は、積極的にノリを取り入れるのがおすすめです。また、ノリに含まれるグルタミン酸やアスパラギン酸といったうまみ成分は、おにぎりのおいしさを格段に引き立ててくれます。
ノリの種類は?味付きと焼きノリの違い
おにぎりに使うノリには、味付きと焼きノリの2種類があります。どちらを選ぶのが良いのでしょうか?
味付きノリは、しょうゆや砂糖で味付けされており、食欲をそそる味わいが魅力です。運動後の塩分補給にも適していますが、カロリーや糖分が高く、湿気やすいというデメリットもあります。
一方、焼きノリは、味付けされていないため、カロリーや糖分が低く、ダイエット中の方にもおすすめです。また、味付きノリよりも湿気にくいため、朝に作ったおにぎりを昼に食べる場合などにも適しています。
松田さんは、「ダイエット中の方には焼きノリ、運動後には味付きノリと、時と場合で使い分けるのがおすすめです」とアドバイスします。
栄養価を高めるおにぎりの具材のコツ
おにぎりの具材選びも、栄養バランスを考える上で重要です。松田さんにおすすめの組み合わせは、「サケ、ごま、ワカメ」。
サケからはタンパク質やDHA、EPAを、ごまからはカルシウムと鉄分を、ワカメからはヨウ素やマグネシウムを摂取できます。ダイエット中の方にもぴったりの組み合わせです。
また、白米の代わりにもち麦や玄米を使うのもおすすめです。コンビニで人気の「もち麦、枝豆、塩昆布」の組み合わせも、食物繊維やビタミンB、タンパク質を豊富に摂取できます。
定番のツナマヨは、ノンオイルのツナ缶を選び、マヨネーズの代わりにヨーグルト、塩、ごまで代用することで、脂質を大幅にカットできます。ツナからタンパク質を、ヨーグルトから乳酸菌など、発酵食品を摂取できます。
ノリの魅力を生かし、具材を工夫すれば、おにぎりはさらに健康的で美味しい食事になります。ぜひ、自分だけの理想のおにぎりを作ってみてください。
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