デスクトップで始めるオーディオ生活:コンパクトシステムで音楽を愉しむ!
「年も明けたし、いい音で音楽を聴きたいけど、部屋が狭いんだよね…」「欲しいけど、お金が…」そんな悩みを抱えるあなたに朗報!コンパクトなブックシェルフスピーカーを核としたオーディオシステムがおすすめです。
25年ぶりの相棒、アルテック「DIG」との出会い
今回は、オーディオ好きが高じてステレオサウンド誌の編集者になった栗原さんが、25年ぶりにスピーカーを手に入れ、ちょっと変わった活用法をご紹介します。長年愛用しているJBLのスピーカー「パラゴン」に加え、新たな相棒として選んだのは、なんとアルテックの「DIG」。
栗原さんは、ステレオサウンド社を退職してから約10年、「晩酌をしながら、まったりと音楽を楽しみたい」「時間を気にせずに音楽が楽しめる小さなサブシステムを手に入れたい」と考えていました。しかし、大好きな「パラゴン」に加え、もうひとつシステムを手に入れるのは躊躇していました。
高品位なオーディオが手軽に楽しめる時代
今やオーディオは、QubuzやAmazonMusicUnlimitedなどのサブスクリプションサービスでハイレゾ音源を楽しむ時代。栗原さんもLINNのデジタルファイルプレーヤー「MAJIKDSM/4」を「パラゴン」につなぎ、Qubuzで様々な音楽を楽しんでいます。
「MAJIKDSM/4」のようなネットワークプレーヤー機能搭載のプリメインアンプは、各社から登場しており、スピーカーとネットをつなぐだけで高品位なオーディオシステムが完成します。別途NASも不要になり、手軽に音楽を楽しめるようになりました。
「ロクハン」に始まり「ロクハン」に終わる?
そんな中、栗原さんの目に留まったのは、ユニット口径が16.5cmや20cmのフルレンジスピーカー。先人たちは「オーディオはロクハン(16.5cmフルレンジ)に始まりロクハンに終わる」と言っていたそうです。学生時代に秋葉原でJBLの「LE8T-H」やダイヤトーンの「P-610MB」などのフルレンジユニットを自作箱に入れて楽しんだ思い出もあり、再びフルレンジスピーカーに惹かれたのです。
隠れた名機、アルテック「DIG」を発見
ネットやオークションを巡る中で、栗原さんはアルテックの409Bと、それを納めたスピーカーシステム「DIG」を発見。「DIG」は、オーディオ評論家の故・篠田寛一先生が手掛けられた隠れた名機なんです。
アルテックは、1941年に米国の大手通信会社AT&Tの製造部門から独立した会社。電話機にスピーカーがあることから、音響技術のパイオニアとして発展してきました。篠田先生もアルテックのスピーカーを愛用しており、栗原さんは以前、篠田先生の自宅で「DIG」の音を聴いたことがありました。
篠田先生のスピーカー、DIGの魅力
オークションで見つけた「DIG」は、ペアで7万円弱という破格の値段。栗原さんはすぐに落札し、自宅に迎え入れました。設置後、MAJIKDSM/4につないで聴いてみると、50年以上前のスピーカーとは思えないほど、気持ちが高揚する魅力的な音を奏でてくれたそうです。
「DIG」は、中高域が張り出した、上も下も出ないナローレンジサウンドですが、現代のスピーカーでは耳にすることが少なくなった、活き活きとした主観的な表現が特徴です。特に声の再現性が素晴らしく、昭和歌謡やジャズを聴くと、その魅力が最大限に引き出されます。
コンパクトオーディオの未来
栗原さんは、「DIG」との出会いをきっかけに、ミニマムでシンプルなコンポーネントがオーディオの主流になるのではないかと考えています。大がかりなシステムを持っているオーディオファイルはもちろんのこと、再びオーディオを楽しみたいという方にも、コンパクトなシステムは魅力的に映るのではないでしょうか。
この記事を読んで、あなたもコンパクトオーディオの世界に足を踏み入れてみませんか?
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