新発20年債利回り、過去最高を更新!長期金利も27年ぶり高水準に上昇
19日の東京円債市場で、新発20年債利回りが一時3.250%と過去最高水準を更新しました。前営業日比で9.0ベーシスポイント上昇し、3.245%で取引を終えています。また、新発10年債利回りも5.0ベーシスポイント上昇の2.230%と、1999年以来の高水準を記録しました。
金利上昇の背景
今回の金利上昇には、いくつかの要因が考えられます。まず、衆議院解散・総選挙を巡り、与野党ともに消費減税を検討しているという報道から、財政悪化への懸念が広がっています。消費減税は一時的に景気を刺激する効果が期待できますが、財政を圧迫する可能性も指摘されています。
さらに、明日(20日)の20年債入札への警戒感も、金利上昇を後押ししていると考えられます。入札で低い価格がつくと、利回りが上昇する傾向にあるため、投資家は様子見姿勢をとっている可能性があります。
国債先物の動向
国債先物も軟調に推移しており、中心限月である3月限は前営業日比で38銭安の131円53銭付近で取引されています。これは、将来の金利上昇を予想する投資家が、国債先物を売却していることを示唆しています。
各債種利回り
以下に、各債種の利回りの推移を示します。
- 2年債:1.200%(1996年以来の水準)
- 5年債:1.670%
- 10年債:2.230%(1999年以来の水準)
- 20年債:3.245%(過去最高水準)
- 30年債:3.565%
- 40年債:3.878%
今回の金利上昇は、住宅ローン金利や企業の資金調達コストに影響を与える可能性があります。今後の動向に注目が集まります。
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