太陽フレア発生!宇宙天気が“大荒れ”!GPSや通信に影響の可能性も
1月19日午前3時過ぎに発生したX1.9の太陽フレアの影響で、宇宙空間が激しい揺れに見舞われています。情報通信研究機構(NICT)が注意喚起を発出し、GPSを使った高精度測位や短波通信、人工衛星の運用などに影響が出る可能性があるとしています。
太陽フレアとは?今回のフレアの特徴
太陽フレアは、太陽表面で起こる爆発現象です。今回発生したフレアは、太陽面の中央付近にある黒点群で発生しました。規模としては2025年11月のフレア(X5.1)よりは小さいものの、高エネルギー粒子の発生量が少なく、2003年以来となる規模の太陽風が地球に向かって噴出している点が特徴です。
「プロトン現象」発生!NICTが初めて警報を発令
米国の静止軌道衛星GOESの観測によると、静止軌道上で観測される陽子の密度が急上昇し、「プロトン現象」と呼ばれる状態になりました。NICTが宇宙関連事業者向けに提供している宇宙天気イベント通報システム「セイファー」(SAFIR)は、2025年6月の運用開始以来、初めて警報を発令しました。その後、プロトン現象は注意報レベルを下回りましたが、20日午後9時現在も通常より高い状態が続いています。
今後の見通しと影響
NICTによると、この宇宙天気の乱れは今後半日から1日程度続く可能性があるとのことです。現時点では、携帯電話通信への影響はないとみられています。しかし、GPSの精度低下や短波通信の障害が発生する可能性がありますので、注意が必要です。一方で、低緯度でのオーロラが観測できるチャンスも生まれているかもしれません。
オーロラ観測の可能性
今回の宇宙天気の乱れにより、普段オーロラが見られない地域でも、低緯度オーロラが観測できる可能性があります。オーロラ観測に興味がある方は、今後の宇宙天気予報をチェックしてみましょう。
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