人類滅亡まで「85秒」!終末時計が最短更新、世界は危険な状況へ
世界の危機を象徴する「終末時計」が、人類滅亡まで残り85秒という最短の時間を刻みました。米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が1月27日に発表したもので、昨年から4秒進み、過去最悪の状況を示しています。
終末時計とは?
終末時計は、1947年に核兵器の脅威を警告するために創設されたもので、人類が滅亡するまでの残り時間を午前0時を基準に示します。核戦争、気候変動、バイオテクノロジーの悪用、そして近年注目されている人工知能(AI)の潜在的な脅威など、人類を滅亡させる可能性のある要因を考慮して時間が決定されます。
なぜ今回は最短更新?
今回の更新の背景には、国際的な緊張の高まりがあります。声明によると、ロシア、中国、アメリカなどの大国が「ますます攻撃的、敵対的、そして国家主義的になっている」ことが指摘されています。国際協力が損なわれ、核軍拡競争のリスクが高まっていることも、深刻な懸念材料です。
トランプ政権下の行動も影響
特に、ドナルド・トランプ前大統領の行動は、終末時計を動かす大きな要因となりました。国外での一方的な攻撃命令、国内での州兵展開、国際機関からの脱退など、従来の常識を覆す行動が、世界の不安定化を招いたと分析されています。
情報のハルマゲドン
ノーベル平和賞受賞者であるマリア・レッサ氏は、「情報のハルマゲドン」という言葉を用いて、現在の状況を表現しました。嘘が事実よりも速く広がり、人々の分断を煽る技術が、危機を加速させていると警鐘を鳴らしています。トランプ氏によるミネソタ州での武力行使やグリーンランド領有の脅しは、その一例として挙げられています。
私たちにできること
終末時計の針は、私たちに危機感を抱かせ、行動を促すためのものです。国際協力の重要性を再認識し、核軍縮、気候変動対策、AIの倫理的な利用など、地球規模の課題に取り組む必要があります。また、情報の真偽を見極め、デマやフェイクニュースに惑わされないようにすることも重要です。
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