「テラ・インヴィクタ」開発者インタビュー:子供の頃に夢中になった“ジャパニメーション”が、壮大なハードSFストラテジーの原点に
1月5日にリリースされたPC向けハードSFストラテジー『テラ・インヴィクタ』。開発を手がけるPavonisInteractiveのCEO兼クリエイティブディレクター、JohnLumpkin氏にインタビューを行い、本作に込められた熱い想いや開発秘話を伺いました。
未来の地球を舞台にした、リアルな宇宙戦略
『テラ・インヴィクタ』は、エイリアンの侵略によって分裂した人類が、それぞれのイデオロギーのもと、太陽系を舞台に覇権を争う壮大なストラテジーゲームです。現代の地政学を反映したリアルな世界観と、科学的に正確な太陽系マップが特徴で、プレイヤーは選択した派閥を率いて、他国を支配し、勢力を拡大していきます。
「StarBlazers」と「Robotech」から受けた影響
インタビューの中で、JohnLumpkin氏は、本作のルーツに「StarBlazers」(宇宙戦艦ヤマト)と「Robotech」(超時空要塞マクロスなど)という、80年代にアメリカで放送されていた日本のアニメーション作品があったことを明かしました。当時、これらの作品を“ジャパニメーション”と呼んでいたことに触れながら、そのアクションやドラマに衝撃を受け、ゲーム開発への情熱を育んだと語っています。
20年前のアイデアが形に
本作のアイデアは、なんと20年前に空港で遅延した便を待っている間に生まれたとのこと。国家安全保障を扱うジャーナリストだったJohnLumpkin氏は、その時に思いついた宇宙開発やエイリアンとの戦闘のアイデアをノートに書き留め、それが今回のゲーム開発へと繋がりました。当初は実現不可能だと思っていたアイデアでしたが、『X-COM:EnemyUnknown』用Modを気に入ってくれた人々の支援を受け、ついに形にすることができたのです。
影響を受けた作品は多岐にわたる
『テラ・インヴィクタ』の開発には、様々な作品から影響を受けています。ゲームでは『シヴィライゼーション』や『MasterofOrion』、映画では「オール・ユー・ニード・イズ・キル」や「インデペンデンス・デイ」、小説では「三体」など、幅広いジャンルの作品が挙げられています。また、開発チームは、実際に天文学や原子力技術などの分野で研究を行っている専門家からのフィードバックも参考に、ゲームデザインに反映させているそうです。
ユーザーからの熱いフィードバック
リリース後のユーザーからのフィードバックについて、JohnLumpkin氏は、本作の物語に意味を見出してくれたプレイヤーからのレビューに感銘を受けたことを語りました。「こんなゲームは他にない」という言葉は、開発チームにとって最高の褒め言葉だったそうです。また、早期アクセス期間中に寄せられたバランス調整やUI改善に関するフィードバックも、今後のアップデートに活かしていくとしています。
今後のアップデート計画
今後のアップデートについては、異なる時代や未来を舞台にした地球の新シナリオを追加するDLCの可能性を検討中とのこと。海戦の導入や、地球型の国家を他の惑星や衛星で発展させる仕組みの実装などが構想されています。
日本のファンへメッセージ
最後に、JohnLumpkin氏は日本の読者に向けて、「本作がインスピレーションを受けたものの一つは、私が1980年代の子供の頃に観ていた2つのテレビ番組にさかのぼります。『StarBlazers』と『Robotech』です。」とメッセージを寄せました。日本のゲーム文化への敬意と、本作への期待を込めたメッセージは、多くのファンにとって心強いものとなるでしょう。
『テラ・インヴィクタ』は現在、3,980円で配信中です。詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。
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