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日本最後の「藁の線香花火」を守る花火師一家の覚悟…輸入99%時代に“400年の技”を繋ぐ

投稿日:2026年01月29日

夏の風物詩といえば線香花火。でも、実は冬にしか作れない線香花火があるのを知っていますか?福岡県みやま市にある筒井時正玩具花火製造所は、日本で唯一、藁を使った伝統的な線香花火「スボ手牡丹」を作り続けています。今回は、その400年の技を守り続ける筒井時正玩具花火製造所の筒井良太さん(52)今日子さん(50)夫妻に話を聞きました。

線香花火の99%は輸入品!?日本の伝統が危機に瀕している

今、私たちが手にする線香花火の99%以上が海外からの輸入品であることはご存知でしょうか。国内で生産されているのはわずか1%。江戸時代から続く線香花火作りの技術が、日本から失われつつあるのです。なぜ、こんな事態になってしまったのでしょうか。

線香花火には2種類あるって知ってた?

線香花火を手にしたとき、持ち手に注目したことはありますか?線香花火には、大きく分けて2つの系統があります。

ひとつは、西日本で広まった「スボ手牡丹」「わらすぼ」と呼ばれる稲藁の芯の先に火薬をつけたもので、線香花火の原型とも言われています。稲作が盛んだった西日本では、この藁を使った線香花火が発展しました。

もうひとつは、東日本で広まった「長手牡丹」。和紙をよった紙縒り(こより)を軸にしたものです。藁が手に入りにくかった東日本では、手すき和紙が盛んだったことから、紙を使った線香花火が広まりました。

筒井時正玩具花火製造所が作る「冬の、できたて線香花火」は、この西の線香花火、スボ手牡丹。つまり、藁を使った線香花火なのです。そして今、このスボ手牡丹を作っているのは、日本で唯一、筒井時正玩具花火製造所だけなのです。

冬だからこそ、いい線香花火が作れる!

スボ手牡丹の構造はシンプル。稲藁の芯の先に、硝石、硫黄、松煙といった自然由来の原料を配合した火薬を、膠(にかわ)で練り合わせて付けます。できあがったものは半日ほど屋外で干し、まず外側を乾燥させます。

なぜ冬に作る線香花火なのかというと、冬の乾燥した空気が、藁をじっくりと乾燥させるのに最適だからです。藁がしっかりと乾燥することで、火薬との結合が強くなり、安定した燃焼を実現できるのです。

筒井時正玩具花火製造所の線香花火は、その品質の高さから、BEAMSを筆頭にセレクトショップでも「大人の線香花火」「贈り物」として注目を集めています。伝統を守りながら新しい価値を生み出そうとする筒井夫妻の挑戦は、これからも続いていくでしょう。

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