昭和の聖闘士星矢劇場版が愛される理由!オリジナル要素満載でも大絶賛の秘密を徹底解剖
1980年代に社会現象を巻き起こした車田正美先生の代表作『聖闘士星矢』。その劇場版は、テレビアニメとは異なるオリジナル要素満載でありながら、今もなお多くのファンを魅了し続けています。今回は、昭和の『聖闘士星矢』劇場版の魅力を深掘りし、その人気の理由を徹底的に解説します。
聖闘士星矢劇場版が特別な理由
『聖闘士星矢』は、ギリシア神話をモチーフに、星座の名前を冠した聖衣(クロス)をまとい、己の小宇宙(コスモ)を燃やして戦う少年たちの物語。1985年の連載開始からわずか1年足らずでテレビアニメ化され、人気を不動のものにしました。そして1987年からは劇場アニメが制作され、その美麗な映像と濃密な内容でファンを驚かせました。
この劇場版の映像とキャラクターデザインを手がけたのが、荒木伸吾さんと姫野美智さんの名コンビ。『惑星ロボダンガードA』や『ベルサイユのばら』など、数々の名作アニメでタッグを組み、アニメ黎明期から黄金期を支えた2人の作画は、アニメ映画を芸術の域まで高めました。
記念すべき第1作『邪神エリス』の魅力
シリーズ初の劇場版『聖闘士星矢邪神エリス』は、1987年に「東映まんがまつり」の一編として公開されました。物語は、黄金のリンゴに封印されていた争いの女神エリスが、少女・相沢絵梨衣に憑依し、アテナこと城戸沙織の命を狙うという展開です。
本作の見どころは、氷河と絵梨衣の切ないラブロマンス。互いの生い立ちに惹かれ合う2人の描写は、多くの女性ファンを魅了しました。また、藤田叔子さん、水島裕さん、三ツ矢雄二さんなど、豪華声優陣の起用も話題となりました。
原作に先駆けた展開とオリジナルキャラクター
『邪神エリス』は、その後のシリーズの“雛形”となった重要な作品です。特に、窮地の星矢が射手座の黄金聖衣をまとい、黄金の弓矢で逆転する展開は、原作に先駆けて本作で初めて描かれました。また、琴座のオルフェウスのデザインは、後の『アスガルド編』や『ハーデス編』のキャラクターへと繋がっています。
さらに、劇場版オリジナルのキャラクター矢座の魔矢の美少年ぶりは、原作の矢座のトレミーとの違いが際立ち、ファンを驚かせました。テレビアニメ版オリジナルの「幽霊聖闘士」が登場してから半年も経たないうちに、劇場版オリジナルの「亡霊聖闘士」が登場したことも、世界観の拡張を感じさせるポイントでした。
聖闘士星矢ブームの絶頂期に生まれた傑作
映画公開当時、『聖闘士星矢』は原作漫画、テレビアニメともに十二宮編の熱狂の真っ只中。アテナの危機、ド派手なアクション、仲間たちの加勢、そして絶体絶命からの大逆転劇……。そんな作品の魅力がギュッと詰まった『邪神エリス』は、今もなお『聖闘士星矢』の最高の入門編であり、最高傑作と呼ぶ声も多い作品です。
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