ziproom、最新作『ZOOMINPEOPLE』で国内ヒップホップシーンに新風!グローバルな躍進とライブへの期待
神戸発のヒップホップコレクティブziproomが、2ndMixtape『ZOOMINPEOPLE』をリリース。国内外で注目を集める彼らの音楽が、日本のヒップホップシーンに新たな地平を切り開いています。この記事では、ziproomの魅力と最新作の見どころ、今後の展望を詳しく解説します。
ziproomとは?グローバルヒットの裏側
ziproomは、ArichとShimonの2人からなるヒップホップユニット。学生時代のライバルチームだった二人が音楽で意気投合し、2023年にデビューしました。2024年にリリースしたシングル「Dive」は、なんと9カ国のチャート上位にランクインし、バイラルヒットを記録。その才能が認められ、2025年にはSpotifyの『RADAR:EarlyNoise2025』に選出されるなど、グローバルな注目を集めています。
『ZOOMINPEOPLE』で見せる新たな境地
満を持してリリースされた『ZOOMINPEOPLE』は、ziproomに息づいているUKミュージックの影響が色濃く反映された傑作。従来の国内ヒップホップに見られたドリルの攻撃性やグライムの荒々しさとは異なり、余裕のあるサウンドとスタイリッシュな音響が特徴です。USトラップの厚みとUKの都市が孕む冷たい輪郭が融合し、独特の世界観を創り出しています。
チルじゃない!ziproomの本質は緊張感
「Dive」のヒットから“チル”なグループというイメージを持たれることもありますが、ziproomの本質は癒しではなく緊張感にあります。ミニマルな設計、都市のフォルムを冷たく縁取る低域、そしてUKクラブ以後のミニマリズムが、聴く者を魅了します。彼らの音楽は、「Japanesechillrap」としてではなく、都市の夜を音響に変えるポスト・クラブ・ヒップホップとして海外でも高く評価されています。
豪華プロデューサー陣と楽曲の魅力
今作には、PrivateLandに加え、GenYamada、RUIらもプロデュースに参加。全曲が高いクオリティで、一曲目の「ROUTINE」からその才能が炸裂します。「SARAPIN」ではziproom流のブラガドシオが香り、「KAIRO」では怒涛のラップスキルが披露されます。そして、ハイライトはイギリス系アンゴラ人ラッパーBlancoを迎えた「SAKURA」。「どこに向けても日本語で勝負/これが俺のアイデンティティだ」という歌詞が、ノワールな雰囲気を醸し出しています。
ヒップホップ×クラブの新しいゾーン
ziproomの音楽は、USトラップ的な重力にとどまらず、ベリアル以降のロンドン的残響、オーバーモノを連想する低域設計、初期オクテヴィアンのような揺らめくエモーションなど、UKクラブ的な都市型ミニマリズムが滲み出ています。ラップが前景化するのではなく、都市の空気のトーンとして漂うそのスタイルは、ヒップホップが都市のクラブ音楽の基盤になった現代において、ヒップホップ×クラブの新しいゾーンを開拓していると言えるでしょう。
ライブパフォーマンスへの期待
ziproomのライブは、クールで緊張感のある空気を届けつつ、クラブの夜の空気がそのままラップになったような艶やかさをまとっています。ステージング、ラップパフォーマンスを時に客観的に眺めながら、最後まで引き締まった形で届けられるショウは、観る者を魅了します。2月4日(火)に渋谷WWWで開催される初のワンマンライブ『1R』は、ポスト・クラブ・ヒップホップの可能性を占う上で、非常に重要な一夜となるでしょう。
WWWpresentsziproomONEMANLIVE『1R』
2月4日(火)東京・渋谷WWW
OPEN19:00|START20:00
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