山上徹也被告、1審判決を不服で控訴へ!「宗教被害」主張は認められず
2022年に安倍晋三元総理を銃撃した罪で無期懲役を言い渡された山上徹也被告(45)が、判決に不服を申し立て、明日4日に大阪高等裁判所へ控訴することが明らかになりました。
事件の経緯と1審判決
山上被告は、2022年7月に奈良市で応援演説中の安倍元総理を手製の銃で撃ち殺害した罪に問われています。1審の裁判では、弁護側が事件の背景に、山上被告の母親が信仰していた旧統一教会による「宗教被害」があったと主張し、刑の軽減を求めました。
しかし、奈良地方裁判所は「旧統一教会に恨みを抱いても、生命を奪う意思決定は大きな飛躍がある」と指摘。母親や妹が証言した献金による経済的困窮や、信仰を巡る家族間の対立といった苦境も考慮した上で、求刑通り「無期懲役」の判決を言い渡しました。
弁護団の動きと山上被告の意向
判決後、弁護団は山上被告と繰り返し接見し、「高裁で争うべきだ」と伝えてきました。弁護団の松本恒平弁護士は、「この判決に関しては、控訴するべきであるということは一生懸命、話をして。彼も十分聞いてくれていたので、納得してくれているのかなと」と語っています。
そして、控訴期限が迫る3日、山上被告が弁護団に対し控訴する方針を伝えたことが新たに判明しました。弁護団は、山上被告の意向を踏まえ、明日4日に大阪高等裁判所へ控訴する予定です。
1審での争点と今後の展望
1審では、山上被告の母親や妹が証人尋問に臨み、献金や家族間の対立など、苦境を訴えました。しかし、検察側は「不遇な生い立ちがあったとしても、被害者とは無関係」と主張しました。
また、手製の銃が銃刀法上の「拳銃」や「砲」に当たるかどうかも争点となりましたが、奈良地裁は検察側の主張を認めました。
今回の控訴で、山上被告の弁護団は、改めて「宗教被害」を主張し、1審判決の妥当性を争うことになるでしょう。今後の裁判の行方に注目が集まります。
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