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103歳!現役バリバリの自転車職人・石井誠一さんから学ぶ「生涯現役」の秘訣

投稿日:2025年11月30日

103歳で毎日お店に立つ!墨田区のレジェンド自転車職人、石井誠一さん

「自転車をいじっているときが一番楽しいんですよ」と笑顔で語るのは、東京都墨田区にある「石井サイクル」店主の石井誠一さん。なんと御年103歳
大正11年生まれで、漫画家の水木しげるさんや小説家の瀬戸内寂聴さんとも同い年というから驚きです。13歳から自転車修理の道に入り、90年もの長きにわたりこの仕事を続けています。
34年前に奥様を亡くしてからは、たった一人でお店を切り盛りする石井さん。まさに「生涯現役」を体現する存在です。

波乱の時代を生き抜き、天職を見つけた人生

高等小学校を1年で中退し、「手に職をつけよう」と自転車修理の世界に飛び込んだ石井さん。しかし、その人生は波乱に満ちていました。
1937年の日中戦争勃発後、中国に出征し、銃撃戦の日々を送ることに。終戦から約1年後の1946年6月に捕虜から帰国し、工場勤務などを経験しますが、結局「やっぱり俺は自転車屋だな」と天職である自転車修理業に戻ります。
そして1956年、現在の地で「石井サイクル」を開業。「いくら儲かったって、好きじゃなきゃ続かない」という石井さんの言葉からは、仕事への深い愛情と情熱が伝わってきます。

毎晩の焼酎と休日のカラオケ熱唱が健康の秘訣!?

103歳という年齢でありながら、大きな病気を患うことなく元気いっぱいの石井さん。その健康の秘訣は、意外な日課と趣味に隠されているのかもしれません。
日曜日と正月三が日以外は、毎日午前7時から午後6時までお店を開け、お客様の対応をしています。仕事が終われば、BSで歌番組を見ながら焼酎を1杯飲むのが日課だそう。
そして休日のルーティーンは、テレビの「NHKのど自慢」を見た後、自転車で15分走らせた先にある行きつけのスナックへ!4時間滞在して、20曲ほどを熱唱するのだとか。
北島三郎さんや吉幾三さん、田端義夫さんの曲を歌い、「北島三郎の歌が一番こぶしが利いていて、いいんだよ」と語ります。
北島三郎さんの紅白引退については理解を示しつつも、「でも今だったら俺のほうが上手く『北の漁場』を歌えるかもしれないぞ」と満面の笑みで自信をのぞかせます。この茶目っ気たっぷりな発言も、若々しさの秘訣かもしれませんね。

「好き」を貫くことこそが、長寿と充実した人生の鍵

石井誠一さんの人生は、まさに「好きを仕事にする」ことの素晴らしさと、それがもたらす充実感を教えてくれます。
戦争という過酷な経験を乗り越え、紆余曲折ありながらも、最終的に自身の天職である自転車修理に辿り着き、生涯をかけて情熱を注ぎ続けている石井さん。
毎日の仕事はもちろん、焼酎一杯やカラオケといったプライベートも心から楽しむ姿は、私たちに「人生を豊かに生きるヒント」を与えてくれます。
103歳になっても「生涯現役」を貫く石井さんの生き方は、私たち若い世代にとっても、仕事や人生における「好き」の重要性を再認識させてくれるのではないでしょうか。

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