国産ロケット「イプシロンS」2026年度打ち上げへ!爆発事故から方向転換、早期運用を目指す
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、開発が難航していた国産小型ロケット「イプシロンS」について、2026年度中の打ち上げを目指す計画を発表しました。これは、2020年から開発が進められていた次世代ロケットで、日本の宇宙開発における重要な一歩となります。
爆発事故と計画変更
2022年、鹿児島県の種子島で行われた燃焼試験で爆発事故が発生し、開発は一時暗礁に乗り上げました。しかし、JAXAは今回の発表で、問題となった新型2段エンジンの採用を見送り、信頼性の高い従来型エンジンを使用する計画に変更することを明らかにしました。
新型エンジンに比べると打ち上げ能力は低下し、搭載できる衛星の重量も制限されますが、爆発原因の究明には時間がかかるため、早期の運用開始を優先する判断となりました。宇宙開発競争が激化する中、日本の技術力を維持・向上させるためには、迅速な対応が求められています。
種子島宇宙センターの復旧と今後のスケジュール
今回の爆発事故で損傷を受けた種子島宇宙センターの試験場は、現在復旧作業が進められており、今年度中に完了する見込みです。そして、2026年度初めには、再び種子島宇宙センターで燃焼試験を実施する予定です。安全性を最優先に、慎重な試験が行われることでしょう。
H3ロケットの打ち上げ延期も
また、JAXAは、先日打ち上げ予定だったH3ロケット9号機の打ち上げを、8号機の失敗を受けて当面延期することを決定しました。H3ロケットの開発も重要な課題であり、今後の動向が注目されます。
今回のイプシロンSの計画変更は、日本の宇宙開発における現実的な判断と言えるでしょう。早期の運用開始を目指し、着実に開発を進めていくことが期待されます。
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