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中国、EVの格納式ドアハンドルを世界で初禁止!安全問題で緊急措置

投稿日:2026年02月05日

電気自動車(EV)のデザインに一石を投じる大きなニュースです。中国政府が、安全上の問題を理由に、EVの格納式ドアハンドルを世界で初めて禁止することを決定しました。来年1月1日から段階的に施行されるこの規制は、テスラやシャオミなど、先進的なデザインを採用してきたメーカーに大きな影響を与えそうです。

格納式ドアハンドルとは?なぜ問題になったのか?

格納式ドアハンドルは、普段はドアの側面に隠れており、必要な時にだけ現れるスタイリッシュなデザインが特徴です。米テスラが最初に導入し、その後、中国のシャオミなどのメーカーも相次いで採用しました。しかし、このデザインには緊急時にドアを開けにくいという問題点が指摘されていました。

中国では昨年10月、シャオミの電気自動車SU7で交通事故後に火災が発生した際、ドアが開かず乗員が閉じ込められて死亡したとの報告もあります。また、ブルームバーグの調査によると、テスラ車のドアハンドルの欠陥により、人が車内に閉じ込められた事故が140件発生しており、重傷を負ったケースも存在します。これらの事故を受け、中国政府は安全対策を強化する必要があると判断したのです。

新たな規制の内容とは?

今回の規制により、中国で販売されるすべての車両は、内外のドアハンドルに機械式の解除機能を備えなければなりません。つまり、緊急時でも手動でドアを開けることができるようにする必要があるということです。すでに販売承認を受けている車両や発売間近の車両には、2029年1月までにデザインを修正するための猶予期間が設けられます。

中国の規制が世界に与える影響

中国は世界最大のEV市場であり、今回の規制は世界基準にも影響を与える可能性があります。コンサルティング会社オートモビリティのビル・ルッソ氏は、「中国は単なる電気自動車の最大市場から、ルールを定める側へと変わりつつある」と指摘しています。中国の巨大な内需市場を利用して、国内だけでなく海外メーカーも従わなければならない安全基準を作り、最終的には世界基準にも影響を及ぼすだろうと予測しています。

メーカーへの負担は?

今回の規制に対応するため、自動車メーカーは多額の費用を負担することになる可能性があります。ある関係者によると、電気自動車1モデルあたり1億元(約22億6000万円)以上の費用がかかる見込みです。しかし、安全性を最優先に考えるのであれば、この負担は避けられないでしょう。

格納式ドアハンドルは、デザイン性の高さから人気を集めていましたが、安全性の問題が浮上し、その運命は大きく変わりました。今回の中国政府の決定は、EV業界全体に安全意識の向上を促すきっかけとなるかもしれません。

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