無許可でヒグマ駆除か北海道警、ハンターとゴルフ場関係者を書類送検
北海道札幌市南区のゴルフ場で昨年9月、許可を得ていないハンターがヒグマを駆除した疑いで、北海道警が鳥獣保護管理法違反(無許可捕獲)などの疑いで、70代のハンター、40代のゴルフ場支配人、そして運営会社を書類送検しました。この事件は、ヒグマによる被害を防ぐための対策と、その合法性について改めて注目を集めています。
ヒグマ出没と駆除の経緯
捜査関係者によると、容疑は昨年9月4日にゴルフ場コース内で、許可を得ていないハンターが発砲し、ヒグマを駆除した共謀の疑い。ゴルフ場では、同月2日と3日にもヒグマが目撃されており、支配人はハンターに巡回を依頼したものの、ハンターが許可を持っていないことを認識していたとされています。
緊急避難とは?道警の判断
ハンターは4~5メートルの至近距離からヒグマに発砲。道警は、切迫した危険から身を守るための「緊急避難」による発砲には当たらないと判断した模様です。しかし、今回の事件は、緊急避難の範囲や適切な対応について議論を呼んでいます。
ゴルフ場側の関与
ゴルフ場支配人は、当時の取材に対し「ハンターに餌になるものがあるか確認を依頼した」と証言しています。この発言は、ヒグマを意図的に誘引したと捉えられ、問題視されています。ヒグマとの共存を目指す上で、安易な餌付けや駆除の依頼は避けるべきでしょう。
今回の事件は、ヒグマとの距離を縮めないこと、そして適切な許可を得た上での対応の重要性を改めて教えてくれます。北海道では、ヒグマによる被害が多発しており、地域住民や観光客は十分な注意が必要です。
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