日経平均続落!半導体株の調整が重荷に…好決算銘柄が支え
5月5日の東京株式市場で、日経平均株価は続落しました。前営業日比475円32銭安の5万3818円04銭で取引を終え、世界的な半導体関連株の軟調な動きが影響しました。一方で、好決算を発表した企業の株価上昇が市場を支える形となりました。
半導体株の調整が株価を押し下げ
日経平均は横ばい圏で寄り付いた後、一時的に上昇しましたが、再びマイナス圏に転落。後場では安値を更新しました。背景には、韓国の総合株価指数(KOSPI)が一時4%以上下落したことや、ドル高/円安が進んだものの、株価を押し上げる効果が限定的だったことが挙げられます。
大和証券の細井秀司シニアストラテジストは、「前日の米国市場での半導体関連株の急落を引き継いだ」と分析。特に、これまで急騰していたメモリ関連株の調整が世界的に広がっており、アジア株全体を押し下げていると指摘しています。
主力株では、アドバンテストが4%超、ソフトバンクグループが7%安と大きく下落。東京エレクトロンも1%超の下落となり、これらの3銘柄だけで日経平均を615円程度押し下げました。フジクラやディスコも同様に下落しました。
好決算が個別株を牽引
一方で、ファーストリテイリングは2.50%超高と堅調に推移。J.フロントリテイリングは8%超高、中外製薬は米製薬大手イーライリリーの好決算を受けて4.5%超高と上昇しました。ふくおかフィナンシャルグループは10%超高、パナソニックホールディングスやアステラス製薬も7~8%超高と、決算を好感した買いが活発でした。ソニーグループは横ばい、三菱商事は6%超高でした。
TOPIXも反落、市場全体の動向は?
TOPIXも3営業日ぶりに反落し、0.09%安の3652.41ポイントで取引を終えました。東証プライム市場指数も0.08%安の1882.09ポイントとなりました。東証プライム市場の売買代金は8兆6874億1800万円でした。
東証33業種では、医薬品や不動産、倉庫・運輸関連など23業種が値上がりし、その他製品や銀行、非鉄金属など10業種が値下がりしました。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が0.27%高の712.01ポイントと反発しました。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1149銘柄(71%)、値下がりが397銘柄(24%)でした。
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