ビットコイン、7万ドル割れ!「パニック売り」加速で暴落警戒–強気相場から弱気相場への移行か?
ビットコインが急落し、重要な心理的ラインである7万ドルを割り込みました。直近24時間で約10%下落し、2025年10月に記録した史上最高値12万6000ドルからは、ほぼ50%も下落している状況です。市場では、本格的な暴落への警戒感が高まっています。
暗号資産市場の「投げ売り」局面
コイン・ビューローの共同創業者で投資アナリストのニック・パクリン氏は、今回の下落について「暗号資産市場が完全な投げ売り局面に入っていることは明らかだ」と指摘。過去のサイクルを踏まえると、「これはもはや短期的な調整ではなく、強気相場から弱気相場への移行であり、通常、その期間は数週間ではなく、数カ月続く」と分析しています。
さらなる下落の可能性は?
パクリン氏は、ビットコインが7万ドルを下回ると、5万5700ドルから5万8200ドル付近まで下落する可能性があると予測しています。その背景には、大口保有者による大規模な売却や機関投資家からの資金流出の拡大があるとのことです。
ビットコインETFからの資金流出も影響
過去2年間でウォール街を席巻したビットコイン上場投資信託(ETF)からの資金流出も、価格下落の要因となっています。ブルームバーグのデータによれば、ETF保有者の大半は含み損を抱えており、この売却の多くはビットコインの古参保有者によるものだとされています。パクリン氏は、これを「ビットコインの機関化が現実に進んでいる証拠」と表現しています。
安全資産への資金シフト
AI関連株の売りが進み、金やその他の安全資産が買われていることも、ビットコイン価格の下落を加速させています。シンフューチャーズのウェニー・ツァイCOOは、「この資金シフトが暗号資産価格に直接影響している」と述べています。
楽観ムードの終焉?
ツァイ氏はさらに、「ビットコインが7万ドル前半の水準を下回ったことで、ETF上場後の上昇局面で積み上がった過剰なポジションが解消され、より広範なレバレッジの解消が加速した」と指摘。投資家心理がリスク回避に転じ、価格の動向はストーリー性よりもバランスシート上の要因に左右されるようになっていると分析しています。これは機関投資家による参入の終焉を意味するものではないものの、楽観ムードの終わりを示唆していると言えるでしょう。
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